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鬼灯side


今日は久々の休暇……幸運なことにひなさんも休みだ。いつも頑張ってくれるひなさんに今日はご褒美をあげたいと思います


鬼灯「と、いうことで。ひなさん。なにか私にしてほしいことはありませんか?」


『ならでーとをしたいのぉ、鬼灯と普段出掛けることはないからのぉ』


鬼灯「たしかにそうですね。どこに行きたいですか?」


『最近できた甘味処にでも行こう!ふふ楽しみじゃ!』


鬼灯「それでは行きましょうか」


さりげなくエスコートする。少しはキュンキュンして欲しいですからね。彼氏の特権です


たわいもない話をしながら甘味処へ向かう


『お、ここじゃ!』


鬼灯「なんだか隠れ家みたいですね」


『店内の雰囲気もよいが甘味の種類が多くてな』


カランカラン


中は外からみたよりも広いですね。


「お好きな席へどうぞ」


『奥の席はポカポカしてとてもよいぞ!』


とひなさんがいつも座っていると言う席に座る


鬼灯「これは……スゴくいい席ですね……」


『ふふふ、そうじゃろ?さて、なにを頼もうか……んーあんみつにしよう』


鬼灯「私は桜餅を」


呼び鈴を押すとすぐさま店員さんが来る


「ご注文は?」


鬼灯「あんみつ一つに桜餅一つお願いします」


「繰り返します、あんみつ一つに桜餅一つですね」


鬼灯「はい」


「少々お待ちください」


『ふふ、楽しみじゃのぉ』


子供のような笑顔……あぁ、本当に愛らしい方だ……地獄で働いているとは誰も思うまい


?「あれ?鬼灯様じゃないですかい?隣の女性は……?」


『!猫じゃ!かわいいのぉ』


鬼灯「ひなさん。その猫はとんでもない猫なのでダメですよ」


『そうなのかえ?』


小判「猫って……小判と呼んでくだせぇよ。ところでお二人の関係は?(ニヨニヨ」


鬼灯「はぁー」


最悪です。無駄にしつこいんですよね。小判さん。そんなにスキャンダルが欲しいものですかね?


「お待たせしました。あんみつと桜餅です」


『おぉ!美味しそうじゃ!』


小判「ちょ、聞いてますかい。」


鬼灯「それではいただきましょうか」


小判「鬼灯様……無視はいけねぇよ……」


鬼灯「はぁ……この方は私の妻になる方です」


と言うとポッと頬を赤らめるひなさん


小判「おぉ!あの鬼神がついに身を固めるんですかい?」


鬼灯「ムッ)私だって恋くらいします」


『ふふ、愛おしいのぉ』


鬼灯「私たちが結婚したら記事にしてもいいですよ」


小判「本当ですかい?!」

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Nami - 名前固定でも夢主(読者)…でいいんでしょうか? (8月19日 14時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 悪女?が二人もいると鬼灯さん大変そう…😓 (8月19日 8時) (レス) @page6 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひな | 作成日時:2023年8月18日 11時

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