13 ページ15
鬼灯side
ポッと顔を染めるひなさん。本当に愛らしい……
『た、食べ終えたなら食器片付けるぞ!』
動揺が隠しきれてないところもかわいいですね
鬼灯「次は私からなにかご馳走しますね」
『なら甘味がいいのぉ、最近食べておらんくてな』
鬼灯「パフェだろうがミルフィーユだろうが作りますよ」
『ふふ、それは楽しみじゃ』
なんて話しながら手際よく片付けをするひなさん
鬼灯「良いお嫁さんになりそうですね……(ボソッ」
『?なにか言ったかえ?』
鬼灯「いえ、お気になさらず」
心の声が漏れてしまった……聞こえてはいなかったようですが……
『鬼灯や、今日は泊まっていくのかえ?』
鬼灯「ひなさんのお邪魔でなければ泊まっていきたいです」
『妾はいいが……客用の布団がないのぉ……どうしたものか……』
!これは絶好のチャンスでは?ものは試しです
鬼灯「じゃあ一緒に寝ましょう」
『じゃが狭くはないかえ?』
鬼灯「くっついて寝れば問題はありませんよ」
『そうかえ?』
あと一息!!
鬼灯「私が一緒に寝たいんです。ダメ…ですか?」
『うっ、ゎ、わかった。一緒に寝よう(心臓保つかのぉ……)』
よっしゃ!!←
『その前に風呂じゃな。丁度沸いた頃じゃろう、先に入るといい』
鬼灯「ではお言葉に甘えて……」
_チャポンッ
微かに柚の香りがする、入浴剤でしょうか……
とてもリラックスできますね
鬼灯「ふぅ……」
人の家であまり長湯はよくありませんし上がりますか
___
鬼灯「ひなさん上がりましたよ」(ホカホカ
『早かったのぉって髪濡れたままではないか。乾かすから座っていろ』
パタパタと洗面台に行きドライヤーを持ってくるひなさん……そこまでしなくていいのに……
ブォォォォオ
さらさらと撫でるように乾かしてくれる。正直凄く眠たくなるのだが……
『よし、乾いたぞ!』
鬼灯「ぁりがと……ございま……」
『ふふ、眠いのなら寝室に案内しよう』
鬼灯「ひなさんがお風呂上がるまで待ってます……」
『わかった、直ぐに戻ってくるから少しの辛抱じゃぞ』
と言って私の頭を一撫してお風呂へと向かう
____5分後
なぜかすっかり目が覚めてしまった。ひなさんはもう上がってきたようだ
『鬼灯や、寝室に行こう』
お風呂上がりなせいかいつもより色っぽいひなさん
ゴクリと生唾を飲み込む
今夜は眠れなさそうだ……
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami - 名前固定でも夢主(読者)…でいいんでしょうか? (8月19日 14時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 悪女?が二人もいると鬼灯さん大変そう…😓 (8月19日 8時) (レス) @page6 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひな | 作成日時:2023年8月18日 11時