堪忍袋の緒が切れる瞬間 (ページ7)

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ユウside

『ねぇ、ユウちゃん』

ﾕｳ「ヒナちゃん！なぁに？」

『これだけは言っておこうと思って私東京生まれなの。だから漫画とかアニメのお話したいな』

え？

ﾕｳ「えぇぇ？！ヒナちゃん日本人なの？！」

『私の場合転生って言った方がいいかな……？』

ﾕｳ「て、転生ってことはヒナちゃんお亡くなりになられた方っすか？！ってことは私も死んでる？！」

なんてテンパる。だってヒナちゃん死んでこっちの世界に来たんでしょ？

『どうなんだろ……私はトラックに跳ねられて人生再スタートって感じだけど……(君はこの世界の主人公としてゲームになってるだなんて言えないよなぁ)』

ﾕｳ「私は気付いたら棺みたいなのに入ってたから……私は死んでない？」

「『うーむ』」

ない脳みそをフル活動させるが死んだ覚えはない……

『ま、考えても仕方ないわ。今を楽しみましょう？私ユウちゃんと会えてすっっごく嬉しいの！』

と太陽のような笑顔を向けられる

ﾕｳ「わ、私も！！こんな美人さんな子と仲良くなれて凄く嬉しい！！」

なんてキャッキャウフフと楽しんでいると「小エビちゃん！！！！」とレディの世界を一気に壊す。ヒナちゃんと別れたはずのフロイド・リーチがズカズカと入ってくる

ﾕｳ「なんの用ですか」

なんて冷たく当たってしまう……がしょうがない。
だってあの女神のようなお方を差し置いて私なんかに時間割いてる方が悪い！！私だったらこんな美人絶対逃がさないのに！！

ﾌﾛｲﾄﾞ「ヒナ！ちゃんとお話しよ？俺ヒナと別れたくない！！」

なんて半泣き状態のフロイド・リーチ

『はぁ？その話は終わったはずよ？もう貴方になんの魅力も感じないわ。それに貴方、私に"鬱陶しい"って言ったじゃない』

はわわ！ヒナちゃんって実は隠れドS？ドMな私からしたらご褒美でしかない

それにあのお嬢様口調！！あの口調ならどんなに言葉攻めされてもいい！！

ﾌﾛｲﾄﾞ「ほ、本心じゃないもん！！やだぁ……ﾋｸｯ別れたくなぃ……！！冷たくしないでよぉぉぉぉ！！」

『みっともないわね……貴方のルックスならどんな子でも落ちるでしょ。私のことは諦めなさい。ほら、帰った帰った』

シッシッと虫を追いやるようにフロイド・リーチを完全に邪魔者扱いだー！！そして今ふフロイド・リーチは？

ﾌﾛｲﾄﾞ「やだっ！待っt((ﾊﾞﾀﾝｯ

と追い出されてしまった

『よし！ユウちゃん！お話しよ！！』

ギャップ激しいっす、姉御