堪忍袋の緒が切れる瞬間 (ページ2)

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ヒナside

ふと思った。なぜ私があのフロイド・リーチの番なのか……元は私から告白したのだが……

その暫くあと"あれ？私異世界転生してない？"と気づいてしまったのだ……

『はーぁ、マジかぁ』

母「あら？どうしたの？」

『ママんどうしよう……フロイド・リーチの番やめたい……』

母「いいじゃない。思いきってやめちゃいなさいよ。あの子気まぐれでしょ？元から心配だったし……

そうだ！！いっそのこと陸で暮らさない？お父さんお仕事で陸にいるし……丁度いいでしょ？」

たしかに……陸のほうがなにかと便利だ

『わかった！』

母「じゃあ転校の手続きしちゃうわね！」

『ありがと！！』

フロイドに手紙は……ま、いっか。どうせ番解消するし！

＿＿＿＿＿＿

ということで！陸に上がりました！！にしてもママん美人……

母「ひなちゃんかわいいわねぇ！あ！あなた！こっちよ！」

父「ママ、ひな。久しぶり。元気にしてたかい？」

『うん！』

母「えぇ、にしても隈が酷いわね……最近休めてないの？」

父「ちょっと立て込んでてね。リーチくんとは別れるのかい？」

『うん、なんかもうめんどくさくなっちゃって……パパ怒ってる？』

父「いいや、こんなかわいい娘にその程度で怒ったりしないよ」

ポンポンと頭を撫でられる

『えへへ、ありがとパパ』

へにゃっと笑って見せると

母「うちの子かわいすぎない？」

父「拐われないか心配だ……」

と訳のわからない心配をしていた

『学校楽しみだなぁ♪』

母「はぁ……行かせたくないわ」

父「そうだね、ママに似て美人さんだから、いくら女子高と言えど心配だ……」

『もう……心配性なんだから』

＿＿＿＿＿１週間後
フロイドside

おかしい……最近ヒナからの手紙の返事がない……

ﾌﾛｲﾄﾞ「ねぇジェイドぉ……ヒナから手紙の返事来ないんだけど……なんでだと思う？」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「(いい加減な態度ばかりだからだと思いますが……)ちゃんと好きだと伝えてますか？」

ﾌﾛｲﾄﾞ「えー？そんなこと言わなくても伝わるっしょ。アイツ俺のこと好きだし」

ｱｽﾞｰﾙ「(そういうところがダメなのでは……)」←通りすがりのアズール氏

ﾌﾛｲﾄﾞ「むぅ……ヒナに会いたい……」

ｱｽﾞｰﾙ「ほらグダグダしてないで！店の準備しますよ！！」

ﾌﾛｲﾄﾞ「はーい」