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イザナside


イザナ「はぁ」


獅音「今日の溜め息26回目」


そんなに溜め息付いてたか?


武藤「んなの数えてねぇで仕事しろ」


鶴蝶「なにか悩み事でもあるのか?」


イザナ「好きな女が振り向いてくれねぇ」


「「「ピシッ」」」


望月「お前本当にイザナか?」


鶴蝶「今まで女なんて興味すら示さなかったのに…」


獅音「仕事のし過ぎで頭おかしくなったか?」


コイツらオレをなんだと思ってるんだ


武藤「この前ブーケとった女か?」


イザナ「嗚呼。オレを助けてくれた日からずっと惚れてるよ」


「「「??」」」


イザナ「少し休む。」


鶴蝶「わ、わかった」


______


「はっ流石のイザナでもこの量は相手しきれねぇだろ?」


イザナ「クソッ」


『お兄さんたちなにしてるの?』


「あ?」


『1人に大人数?ダサいね。本当に男?』


「んだとゴラァ!!」


スッ

トッ


ガンッと華麗に蹴りを入れる


『弱いやつほどよく群れる』


「ひっお、オレは帰るぞ!!」


「オレもだ!あんなのすぐボコられて終わりだ!!」


『ガチでダサいな。君大丈夫?』


イザナ「あ、」


「ひなー!帰るわよ!」


『はーい、じゃあね!』


イザナ「ひな……か」


_____


あん時から惚れてるって言ったらひなのやつ顔真っ赤にするだろうなぁ


イザナ「くくっ」


嗚呼、早く顔が見たい
ちょっと……ちょっとだけ顔を見に行こう……


____


イザナ「ひーな♪」


ギュッとバックハグをする


『ひっ!き、急に出てこないでよ!!びっくりするじゃん!!』


イザナ「今日は顔見に来た。元気?」


『あんたが来るまでは元気だったよ……』


イザナ「んな顔すんなって〜」


チュッと額にキスを落とすとポッと顔を赤くするひな


イザナ「んな顔すんなよ。最後までしたくなる」


ツーと背中をなぞる


『ひぅっ』


イザナ「オレとするようになってから感じやすくなった?」


『し、知らないよ……!私だって初めてなことが多すぎて混乱してるのに……』


むぅっと頬を膨らませるひなはすごく愛らしい……


イザナ「はぁ、早く会いたい」


ギュウッと抱き締める力を強める


『……も………ぃ…』


イザナ「ん?なんか言った?」


『なんでもない!!』


?ま、いっか


イザナ「助けてくれてありがと……」


『?私イザナを助けたことあったっけ?』


イザナ「お前は気にしなくていいの。じゃ、帰るわ」


『え、あっ』


イザナ「じゃあな」

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作者名:ひな | 作成日時:2023年6月19日 18時

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