地味だからって舐めんな！！ (ページ17)

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潔side

全身から赤信号を出すほどの殺気、呼吸をすることさえ許されない……そんな感じだった

潔「ｯｯ」

やっと緊張がとけたが足が震え、立つことさえままならなかった

夜白さんって実は一番怒らせたらいけないタイプ？
いや、実はじゃない……確実に怒らせたらいけないタイプだ

隣の姫野さんも未だに腰が抜けて立つことができない

我牙丸「おー？潔、、と姫野さん。どうしたんだ？」

姫野が視界に入ったとたん顔を顰める我牙丸、でもどうしたか聞いてくれるところは優しいと思う

潔「じ、実は」

我牙丸「なるほどなぁ、兎に角原因は姫野さんってことだな」

潔「えっ、まぁ……そうだけど……」

愛「え、えぇぇ？！酷いよぉ」

玲王「うわ、うるせ」

凪「こんなところでなにしてんの～？」

我牙丸「完結に言うと姫野が仕事しなくってそれを殺気のこもった声で言われて腰が抜けたのが姫野さん、呼吸が荒くなって立ってるのもやっとなのが潔」

玲王「なるほどな、要は仕事をまともにしなかった姫野が悪いっつうことだな」

愛「み、みんな揃って酷いよぉ」

凪「でも事実でしょー？」

とフラットに核心を突いてくる凪、たしかに仕事をまともにしてなかったのは事実だ

俺たちに嘘までついて

我牙丸「そろそろ歩けるんじゃないか？潔」

潔「あ、嗚呼……」

愛「ちょっ私は？！？」

凪「知らないよ、それに呪術師なんでしょ？そんな殺気くらい耐えなよ。とくに特級呪術師ならね」

愛「ｯｯ」

玲王「さっさと行こうぜ」

我牙丸「嗚呼、そうだな」

潔「す、少しやりすぎじゃないか……？」

凪「これくらいしないと懲りないでしょ、あの人」

潔「まぁ、そうだけど……」

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愛side

愛「ﾁｯ」

なんなのよ！！あんな女より私の方がいい女でしょ？！はぁ、ほんっっとありえない！！

まぁいいわ、これからいいように使ってやるんだから！！

愛されるのは私だけで十分なんだから、あんな女より私の方が断然良いってことをみんなに分からせてあげないとね♡

愛「うふふ、これから楽しみね♡」

士道「……」