地味だからって舐めんな！！

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ひなside


バッと姫野さんを振り払い改めて呪霊を見る。
全然祓えてない。というかむしろ増えた？いやそれはないか……悟と傑が見てたんだから


『はぁ』


後で祓っておくか……いや、今のうちに取り込んでしまおう


ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ


凛「ひな、それどうするんだ？」


『取り込むんだよ』


潔「と、取り込むってなにを？」


『呪霊をだけどなにか問題でも？』


潔「い、いや、その呪霊って味とかあるのか？」


『ある、けど考えないほうがいい。クソ不味いからな』


潔「そ、そうなんだ」


ゴクンッ


相変わらずクソ不味いな……


『聞きたいことはそれだけ？もういい？食堂に行きたいんだけど……』


凛「食ってきてないのか？」


『うん、腹減ってなかったし、朝早かったからな』


それに口直ししたいし


凛「一緒に食ってもいいか……？」


『ﾝｸﾞｯイイヨ』


背ぇ高いのに末っ子感が……かわいい
何て言うか幼い？バブちゃんか？バブちゃんなのか？


愛「ちょっと無視してんじゃないわよ！！」


『っるせぇな、とっとと失せろ。つか仕事しろよ(殺気』


ドサッ


愛「ヒッ！(ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ」


こんくらいの殺気で怯えるとか雑魚すぎでしょ
ま、潔世一辺りかなんとかすんでしょ


潔「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ！」


あー、そりゃそうなるか。一般人だもんねぇ？腰抜かしてないだけマシかな？


凛「？コイツらどうしたんだ」


後ろにいた凛には被害行ってないしまぁ、結果オーライ


『ちょっと殺気を込めただけだ。気にすんな』


凛「？そうか。潔、お前もさっさと行くぞ」


潔「ｯｯさ、先に行っててくれ」


怖すぎて一緒に行く勇気もないってか？呆れるわ


『はぁ、まぁいい。凛行こうか』


凛「ん、」


＿＿＿＿＿食堂


國神「お、夜白さん戻ってきてたんだな！今から飯か？」


『國神くん、あぁ、たまにはちゃんとした食事でもとろうかと思ってな』


國神「ウィダーだけじゃさすがに健康に悪いからな」


『後輩や同期にも同じようなこと言われたよ』


國神「ハハ、だろうな(めっちゃ凛睨んでる)」


ｸｲｯと服の裾を引っ張られる


凛「ひな」


『お、わりぃ國神くん。また今度な』


國神「いや、気にすんな」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
國神side


凛超怖ぇぇぇぇえ！！！
夜白さんと話してるときの凛の目！！人何人か殺めてるって！！


それに気付かない夜白さんも夜白さんだけど！！

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