地味だからって舐めんな！！ (ページ11)

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ひなside

休みをとって4日目今私は部屋で本を読んでいる……
一週間の休暇は流石に長いなぁ暇だ

ｺﾝｺﾝ

『？はぁい？』

ガチャ

真希「よぉ、ひな。今から訓練だ、お前も参加しろ」

『うげぇマジっすか、私折角の休みなのに……』

真希「どうせ暇してんだろ？休みっつても流石に一週間は長い。ひなの体が鈍らねぇためにも訓練すんぞ。着替えて校庭集合な」

ﾊﾟﾀﾝ

なんやかんや心配してるっつうことね、優しすぎかよ

『ふぅ、着替えよ』

＿＿＿＿＿校庭

『ちぃ～す、お前ら頑張ってんね～』

恵「先輩前閉めてくださいって何度言ったらわかるんですか」

『えー？いいじゃん楽だし～』

恵「そういう問題じゃありません」

私の今の格好は普通のジャージの中にタンクトップを着て前を開けてる状態だ

恵「(下手したらブラ見えるぞ、これ)」

悠ニ「(先輩って着痩せするタイプなんだな……)」

野薔薇「あ！先輩！！」

ギュッ

『おっと…急に飛び付いてきたら危ないだろ？』(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

野薔薇「えへへ、すいません。でもひな先輩なら抱き止めてくれるじゃないですか」

『そーだけどさぁ』

真希「おい！さっさと訓練すんぞ、ひな。久しぶりに手合わせしろ」

『はいよ、今回も負けねぇからなぁ？』

ぐぐぐっとストレッチをする

真希「今回こそ勝つ！！」

と竹刀を私に向ける真希、今度こそはないよ。だって私が勝つもん

パンダ「じゃあよーい始め！」

次々と攻撃をかましてくるのをヒラリヒラリと避ける

『威力上げたんじゃない？真希』

真希「ﾁｯ当たんねぇ！」

『もうお仕舞い？じゃあ次！私からね？』

ダッと地面を蹴り大振りの回し蹴りをわざと入れ真希がガードし隙の空いた鳩尾にグーパンを入れる

真希「ガハッ」

パンダ「ひなの勝利ー、ま、いつもの光景だわな」

悠ニ「ひな先輩強ぇ！！」

恵「当たり前だろ、先輩は特級だぞ」

野薔薇「どうりで強いわけね」

悠ニ「俺もあんな風に戦えるかな？！なぁ！伏黒！」

恵「先輩に教えてもらえばいいだろ、言っとくけどひな先輩はスパルタだからな」

悠ニ「えっ？！そうなの？！」

『きーこーえーてーるぞ、恵ぃ！！誰がスパルタだ、コラ』

パンダ「相変わらず地獄耳だな」

棘「しゃけしゃけ(うんうん)」

優太「あは、ははは(苦笑」

棘「筋子いくら、たらこ昆布(でも頑張ったあと撫でてくれるから、飴と鞭の使い方がうまいよね)」

優太「たしかに！」