にじゅーよん！ ページ25
半間side
『今日はなに食べたい？』
半間「あー、肉食いてぇな」
『お肉かぁ……鶏の照り焼きとか……？』
半間「！照り焼き食いてぇ」
『りょーかい！』
半間「んじゃ帰っか」
ひなとバイクに乗り家へと向かうこと数分
ずっとひなは俺の背中に耳を当てて心臓の音を聞いてる。前になんでかって聞いたら落ち着くからだと言った
ひなは誰よりも命の重さを分かってるだからこうして行動に出るんだと思う
半間「ひな、そろそろ着くぞ」
『うん』
きゅっと抱き締める力を少し強めるひな
本当は甘えたかったんだろうな……ま、これからはオレがデロデロに甘やかすけど♡
なんて考えてるとあっという間に着いてしまった
「『ただいま〜』」
というとびっくりしたような顔をするが直ぐに笑顔になって"おかえり！"と言ってくれた
半間「ひなもおかえり〜♡」
ギューｯと苦しくないくらいに抱き締めると背中にひなの腕が回る
『ふふ、ただいま』
嗚呼……幸せだ
半間「はぁー、好き、マジ好き、愛してる」
飯なんてどうでもいいから抱き潰してぇな……ま、ひなにそれで怖がられたら嫌だから実行はしねぇけど
『私も……愛してるよ』
背伸びをして口に軽くキスを落とされる
半間「たりねぇ……」
『へ？』
今度はオレから角度を変えて何度もキスを落とす
口が空いた瞬間を狙ってひなの口の中にオレの舌をねじ込むと甘い声を漏らすひな
『っはぁはぁ///』
半間「ばはっ♡トロトロだな、腰抜けたかぁ？」
『うぅ……修二のバカ。早くリビング行こ？///』
連れてけってか……まぁそうさせたのはオレだけど……靴は脱いであるな
ヒョイっとお姫様抱っこをしてリビングに向かう
半間「かっっっる！」
『え？そう？』
細い細いとは思ってたけどここまでくると心配になるレベルで軽い
『ちゃんと朝昼晩食べてるよ？』
半間「ひなの体不思議すぎね？」
『ﾑｩ)ちゃんと食べてるのに……』
元々太らない体質とかか？
半間「因みに体重今何キロ？」
『普通女の子に体重聞く？』
半間「減るもんじゃねぇだろ」
『もう……』
呆れられた
『えっとねぇたしか42〜3キロ？』
半間「……サバイバル生活でもしてんの？」
絶句だわ……
『もしかして私ヤバい？』
半間「もしかしなくてもヤバい」
『もう少しお肉着けないとだ……』
自覚があるだけマシか……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じゅら - 主さんすみません！ 続編じゃなくて更新待ってます！ (10月7日 15時) (
レス) @page25 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
じゅら - 主さん初コメ失礼します！ 一つ提案で名前固定外して欲しいです！できればお願いしまーす！ 続編希望してます！ 頑張って下さい！ 影ながら応援してます！！ (10月6日 23時) (レス) @page25 id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひな | 作成日時：2023年4月10日 20時
