いーち! ページ2
NOside
ベッドで一人の少年が眠っている、数分後カーテンからの日差しで少年は目を覚ましたようだ
『?ここは……てか部屋汚いな』
少年はムクリと起き上がり姿鏡のある場所へと歩く
『(?いつもより身体が軽い手足も小さい……)』
スッ
『えっ?!』
鏡に写った自分を見て驚く少年
『(これってナルト……だよな?もしかして成り代わりってやつ?女子が話してた)』
見たところ12〜13歳ってところかと他人事のように思う少年基ナルト
『はぁ、神様のイタズラかなにかか?とんでもない世界に放り込んでくれたもんだ……この年ならアカデミーにも通っているだろう……オレ原作最初の方しか知らないんだよなぁ……アニメもうろ覚えだし……まぁだってばよって言う口癖を忘れなきゃいいか……?いやいっそのことドベを演じるのも悪くない』
このナルトは頭が良く回るようだ
色々と考えている内にヒラッと紙が落ちてきた
『ん?』
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君にはナルトくんに成り代わってもらいます、原作は知らなくてもいいしなんならキャラ崩壊とかもオッケー、ドベを演じるも演じないも君の自由!!
第二の人生楽しんでね!特典でどの属性も使えるチートにしてあるから!
PS,この手紙は燃やして捨てて下さい
by神より
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『……』
暫しの沈黙の後……
『くそったれ!!!!責任転換しただけだろうが!!ホントに神かよ!?なにが楽しんでね!だよ!刺すぞ?!後ろからブスッといくぞ?!』
荒ぶるナルト、さっきまでの冷静さはどこえと消えたのだろうか……
『ハァハァハァ……こんなことしててもしょうがない……取り敢えず学校に行こう……はぁ、陰湿ないじめとかないといいけど……』
そうナルトは言うと本家様の着ているいつもの服装にゴーグルを首から下げている
ガチャと外へと足を踏み出す、その瞬間大人たちから憎悪や嫌悪の視線をナルトを突き刺す
なにも気にしちゃいないと言うように堂々とポケットに手を突っ込んだまま歩くナルト
『(着いた……ここか)』
ガラッと開けるとまたもや憎悪や嫌悪の視線、ナルトは居心地の悪さを感じつつも一番端の窓のある席に腰を下ろし頬杖をつく
キバ「おうおう、珍しいな。いつもならど真ん中に座って全員に喧嘩売ってるやつがあんな隅に行くなんて……ついに怖じ気づいたか〜?」
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作者名:ひな | 作成日時:2023年3月18日 16時