イザナの妹は宮城に行くそうです (ページ4)

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さーん！ページ4

及川side

及川「はーい、集まったね、主将の及川さんだよ☆」

と一声言えば

「「「キャーー♡」」」

と黄色い歓声が沸く
うんうん、今日もオレはかっこいいからネ、しょうがないしょうがない♪

あれ？１人だけオレじゃなくて岩ちゃん見てる子がいる……？もしかして岩ちゃん目当て？しかも１人だけ体育着

いやいや！ないない！なんて考えていると女の子はこちらを向いて

『おい、そんなのいいから説明。早く』

と催促してくる女の子、褐色肌だからハーフかな？ちょっと口調荒いけど小さくてかわいい子だね、この子も及川さん目当てだと思うと悲しいよ

及川「うん、そうだね！じゃあまずはドリンクの作り方からね、まず粉を入れてひたすら振る！あんまり振らなすぎると玉になるからね、質問ある人は？」

『それぞれの味の調節はしなくていいのか？』

及川「できる人はしてほしいかな、他にいるかなー？いないね、じゃあ次タオルの場所と洗濯機の場所ね」

あれ？

及川「はーい、質問ある人ー？」

『持っていくのは人数分だけでいいのか？』

及川「余裕がある人は予備も持っていくよ！他に質問ある人は？」

ｼｰﾝ

及川「いないね！次は________」

なんか

『スコアの付け方は独学でもいいのか？』

『マネージャーは朝何時に来るのがベストだ？』

質問してくる子……

『朝練は何時から何時までだ？』

『朝のドリンクは水だけの方が金もかからずに済むんじゃないか？』

褐色肌のこの子だけじゃない？！

岩泉「及川、どうだ？今回のマネージャー志望は」

及川「褐色肌の女の子はめちゃくちゃ質問してくれたけど他の子は全然だね」

岩泉「褐色肌？」

そうだ！

及川「そーそー！その子さ！最初の方岩ちゃん見てたんだよ！岩ちゃんのファンかな？」

岩泉「いや、多分ちげぇな」

？？

女１「ぉぃかわさぁんドリンクできましたぁ♡」

岩泉「？？」

及川「あーあのね、ドリンク作ってもらってそれで決めようかなって」

岩泉「あぁ、そういうことか」

及川「じゃあ誰にでも良いから渡して飲んでもらってねー」

ま、みんな及川さんのところに来るだろうけど☆

花巻「岩泉ー、なんかムカついたから及川殴っといてー」

松川「オレの分も頼むー」

岩泉「おう」

及川「え、ちょっぎゃーーー！！！」

『何をしているんだ……まったく……』