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カエデside
秘密をメイドたちに話して数日後。始めこそ混乱していたもののこの生活にも慣れてきたようだ
『さて、私はひとらん様を迎えに行く。』
ミカ「お気をつけて!」
瞬間移動を使ってひとらん様の元へ向かう
相変わらず庭は綺麗に手入れされてある……気になるのはひとらん様以外に気配を感じることだ
静かにひとらん様の背後に立つ
『ひとらん様』
ht「うわぁ!か、カエデちゃん…背後に立たないでよ…心臓に悪い…」
『それはごめん。けどなんで1人じゃないのかな?』
zm「いやぁ……やっぱりバレるかぁ」
syp「流石っすね」
と茂みから出てくるゾム様とショッピ様
『他の人は連れてこないでって言ったよね?』
ht「ごめん……」
zm「それよりどうやって現れたん?なんの物音もしなかったけど……」
『はぁ……着いてきてしまったのはしょうがない……』
zm「なぁなぁ!」
『はいはい。落ち着いて……取り敢えず家に行こう』
もうダメだ、諦めた。この2人も連れてく
『手を繋いで』
「「?」」
疑問を持ちつつ手を繋ぐ
また瞬間移動で屋敷の前に移動する
syp「え……さっきまで庭にいたのに……」
『戻ったぞ〜』
「「「おかえりなさいませ」」」
ロン「あれ?なんでゾム様とショッピ様までいるんすか?」
『ひとらん様だけだと思ったんだけどね〜?』
ジロリとひとらん様をジト目で見る
ht「ご、ごめんね?」
『はぁ……今回だけだからね』
zm「なぁなぁ!森行ってもええ?」
『危ないからダメ』
syp「食料とかどうしてるんすか?」
『町に出て買い物行ってる』
zm「庭から山までどうやって移動したん?一瞬やったよな?」
『瞬間移動』
ht「この前急にいなくなったのも瞬間移動……?」
『せいかーい』
zm「!!他になんかできんのか?!」
と興味津々なゾム様
『まぁ……色々と……』
zm「氷とか炎出せたりするん?」
『余裕のよっちゃん』
syp「ファンタジーっすね」
『それが私だからね』
なんてウィンクをする
「「////」」
『え……』
なんで照れてんの?
ht「カエデちゃん。ちょっと不意打ちすぎ……///」
syp「ズルい……///」
zm「顔あっつ……///」
レン「……お茶を御用意しましょうか?」
流石レン
『頼むよ。アフタヌーンティーにしよう。今日は晴れてるから日差しが暖かいよ』
とひとらん様の手を取り庭に出る
ht「わ、綺麗な花畑……」
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月10日 14時