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ゾムside
アイツが出ていって数日……
zm「……」
syp「……」
zm「暇やな……」
syp「ですね」
いつもはアイツを追いかけ回して遊んでたけどそれももうできない……
syp「模擬戦も十分すぎるくらいにやりましたし……」
「「はぁ……」」
ﾊﾙ「ゾム様！ショッピ様！」
またご機嫌取りか……ダル……宝石ジャラジャラ着けて……ちょっと着けすぎだと思う
ショッピでさえ顔を歪めてる
ﾊﾙ「グルッペン様からプレゼントしてくださったんです！どうですか？」
syp「いいんじゃないですか？」
zm「動きずらそ……(ﾎﾞｿｯ」
ﾊﾙ「え？」
zm「なんでもない。ショッピ模擬戦すんぞ」
syp「(この人の相手するよりはマシか……)はーい」
ﾊﾙ「えっまっ((ﾄﾞﾃｯ
そりゃ転けるわな
ﾊﾙ「うぅ……」
転んで泣くとか子供かよ。そんな動きずらそうなドレスやったら転けるに決まってんのに
em「ハルさん？！大丈夫ですか？怪我は？」
お、エミさんグッドタイミング
zm「俺ら模擬戦してくるから手当て頼むわ」
em「少しは心配したらどうですか？ハルさん立てますか？」
ﾊﾙ「エーミール様ありがとうございます……」
em「いえいえ」
めんどくさ……たかが転んだ程度でそんな心配するか？そう考えるとアイツはめんどくさくなかったなぁ
逆に煽り返してきたりして面白かったし……追いかけ回すのも逆に追いかけられるのも楽しかった。
女の癖に模擬戦に参加したときはびっくりした、どうせ負けるだろう。みんなそう思ったのに俺でも苦戦するくらいに強かった
あの時感じた刺激が欲しい……
ホンマ
zm「暇やなぁ……」
syp「……そっすね」
zm「久々に庭出るか？」
syp「折角ですしね」
ht「あれ？2人ともどうしたの？」
と驚くひとらん。そらそうか滅多に庭になんて来ないんだから
syp「暇だから来ました。それにあの女面倒だし……」
ht「あぁ……ハルちゃんか……俺もあの子苦手。花は勝手に摘むし香水の匂いがキツくて動物たちは寄ってこないし……」
ひとらんも不満だらけか……
ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ
zm「た、鷹？」
ht「カエデちゃんからだ。この鷹はカエデちゃんのペット的な？」
syp「カエデさんとやり取りしてるんですか？」
ht「えっと……2人にだけ教えるね？実はカエデちゃんのお家に今度行くんだ。その為の連絡しあってるんだ」
zm「へぇ……面白そうやん(ﾆﾔ」
ht「あっ(カエデちゃんごめん……)」
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月10日 14時
