性悪悪女？ヒロインなんかよりよっぽど楽じゃない？ (ページ6)

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ゼロside

どういう風邪の吹きまわし？

kn「なにも分かっとらんのに決めつけて嫌っとった……許されないってわかっとる……けど！」

『……なにかあったんですか？』

kn「実は＿＿＿＿」

一連の流れを話された

『はぁ……あの子本当に頭が悪いわね』

とついそんなことを言ってしまう
それくらい呆れたのだ

「ラブ様は頭が悪いのは今に始まったことでは……」

『嗚呼……そうね……でも人通りのあるところで普通姉に毒を盛る話する？』

kn「俺はこれからお前の味方や！困ったことがあったら遠慮なく言えよ？」

『ありがとうございます』

にしても毒……ねぇ……

kn「そろそろ飯の時間や！！行くで」

サラッとエスコートをされる
食堂に着いたはいい。いいのだが……

「「「………」」」

圧が凄いよ！！

ﾗﾌﾞ「お、お姉様……」

なんて震える素振りを見せる妹。名前を呼ぶ気にもならない

gr「ラブ、大丈夫だからな」

あの子のどこがいいのかしら……

「お、お待たせしました……」

『貴方顔色が悪いわよ？大丈夫？』

「は、はい……」

『ｽﾝｽﾝ)』

微かに毒の匂いがする

ﾗﾌﾞ「ﾆﾔﾆﾔ)」

ま、いいか。だって私は

『いただきます』

ﾊﾟｸｯ

毒に耐性があるのだから

「は、(ゼロ様は鼻がいい。毒だって気付いてるはず……なのにどうして？1口食べれば痙攣を起こして死ぬはずなのに……)」

『今日も美味しいわね。さすがシェフね！毒だろうとこんなにも美味しく調理できるのだから』

「ｯｯ」

ci「ど、毒？」

『私に毒を盛った理由を正直に話してくれれば酷いことはしないわよ』

「申し訳ありませんでした！！！すべてラブ様の命令でｯｯ！！本当に申し訳ありません！！」

ﾗﾌﾞ「なっ！でたらめ言わないでよ！！」

「拾ってもらった恩を仇で返しました。どんな処罰も受けます……」

『気にしないで。それに私が助けた命を失われる方が私は嫌よ』

と土下座をしているシェフの頭を優しく撫でる

『大丈夫よ。顔をあげて？』

kn「だ、大丈夫なんか……？」

『ご心配なく』

tn「ら、ラブがそんな命令するわけが……」

ﾗﾌﾞ「そ、そうですよ！！尊敬しているお姉様に毒を盛らせるなんて酷いこと私はしません！！」

kn「俺は見とったでメイドの頬を叩くのも、毒を盛るように指示してたのも」

ut「なんかの見間違いじゃ((os「俺も見てた……証拠もある」

オスマンが罵倒しない理由はこれか……