性悪悪女？ヒロインなんかよりよっぽど楽じゃない？ (ページ2)

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グルッペンside

gr「今なんと言った」

と睨みを効かせる
俺が怒るとびくびく震える女はいくらでもいる……コイツもそのうちの一人……

『あら、聞こえなかった？哀れだと言っているのよ』

tn「そんな口聞いて……どうなるかわかっとんのか」

『興味ないわよ。貴方たちも……愛されることしか考えられないお嬢様もね』

なんぜ震えない？なぜ怖がらない？俺が睨みを効かせれば大体の女は逃げていく。なのに＿＿

『もうよろしくて？これからティータイムなの。早く終わらせてちょうだい』

コイツの真っ直ぐな瞳は恐ろしい……何もかもを見通しているような……真っ直ぐだが冷たい瞳だ

kn「チッはよどっかいけや」

『言われなくても』

と部屋を出ていくゼロ

ci「ｯはぁ～……あの人やっぱ読めないわ」

張りつめていた空気から解放される

os「……」

em「あんな人とお茶する人なんているんですかね？」

sha「そんなんおらんやろ」

ﾗﾌﾞ「そ、そんなこと言っちゃメッですよ！」

ut「かわいい～」

ﾗﾌﾞ「えへへ♪」

＿＿＿＿
ゼロside

『っはぁ……』

推しからの圧はヤバイって……

ht「ゼロちゃんお疲れ様～」

『ひとらん。待たせてしまってごめんなさい』

ht「いいのいいの！じゃ、行こうか！"いつもの場所"！！」

と手を引かれ薔薇園に行く

『今日も綺麗ね……』

ht「(ゼロちゃんも綺麗だよ……なんて言えたらよかったのになぁ……)」

『ん？ここの薔薇はどうしたの？』

一部分が不自然に薔薇がなくなっていた

ht「あ、本当だ……なんでだろ……」

ひとらんも気が付かなかったってことは最近……？

gr「ラブ！！受け取ってくれ！！」

ﾗﾌﾞ「わ！どうしたんですか？この"薔薇の花束"」

『あ"？(低』

ht「ゼロちゃんはここにいて」

『でも……』

ht「いいから、ね？」

『……わかった』

ht「ん、いい子。ｽｩｰよし」

よくも大切な薔薇を……

ht「なぁ、勝手にここの薔薇摘まれると困るんだけど……」

gr「！ひとらん。大切な薔薇だったのか？だったらすまない……綺麗だったからつい……」

ﾗﾌﾞ「ひ、ひとらんらん様」

ht「折角摘んだんですから手入れしっかりしてくださいね」

全くもってその通りだ
捨てるだなんてもっての他

zm「こんな所でお茶しとったんか」

『ﾋﾞｸｯ)ぞ、ゾム様……どうしてここに？』

zm「……別に」

なんてお菓子をつまむゾム氏
勝手に食うな！！行儀が悪いぞ！！