何度生まれ変わっても君を探し出す (ページ4)

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体術ページ4

ひなside

夜蛾「次は体術だ。それぞれ着替えて外に出るように」

体術ねぇ……私大丈夫かしら……

イザナ「……ひな。」

『なぁに？』

イザナ「お前は強い」

『！』

イザナ「とっとと着替えるぞ」

『ふふ。えぇそうね』

自分の部屋に行き黒のジャージの中にタンクトップを着込み外に出る

『お待たせ』

家入「そういえばひなの術式って？」

『私は氷で武器を創ったりできるわ。防御もできるの』

と氷を作り出して見せる

家入「へぇ……黒川の術式は？」

イザナ「……支配」

家入「支配？」

『要するに人物の思考や行動を操ることができるのよ。物も重力も操れるのよ。凄いでしょ？』

イザナ「なんでお前が誇らしげなんだ」

『ふふ。ついね』

五条「おい！早くやんぞ！！」

夏油「まぁまぁ、氷河さんは私と組もう」

イザナ「あ？」

夏油「勿論怪我はさせないさ。それに黒川くんも手加減してしまえば訓練にならないだろう？」

イザナ「チッ」

『直ぐ舌打ちしないの。よろしくね夏油くん』

五条「ふん！(あんな折れそうな奴が勝つなんてあり得ねぇ……)」

夏油「じゃあ始めようか。戦闘不能又は降参した方が負け。術式なしの体術のみだ。いいかい？」

『えぇ。それでいいわ。早く始めましょう(ｷﾞﾗｯ』

「「ｿﾞｸｯ)」」

イザナ「(スイッチ入ったな)」

戦闘態勢をとると夏油くんも構えるのでグンッと距離を詰める

夏油「！(早い！！)」

鳩尾に殴りを入れる

夏油「くっ」

よろめいた……ドッと地面を蹴りこめかみめがけて蹴りを入れようとするがしゃがまれギリギリ当たらなかった

今度は反撃とばかりに攻撃を受ける

やっぱり強いわね……でも＿＿

『残念だけど貴方の負けよ？』

グッと腕を掴み強引に一本背負いをし後に絞め技をかける

『早く落ちてくれると助かるのだけど？』

夏油「ッわ、私の負けだ」

『あら、もうおしまい？』

呆気なかったわね

『次はイザナね。油断しないようにね』

イザナ「わかってる」

五条「俺が勝つ」

イザナ「あ？」

家入「ひなって強いんだな」

『イザナはもっと強いわよ』

家入「へぇ」

ﾄﾞｺﾞｯと早速イザナの蹴りが炸裂する

夏油「黒川くんは蹴り技が得意なんだね」

『そうね。イザナの蹴りは痛いわよ？』

家入「というか砂ぼこりやば」

見えにくいわね……と思っていると砂ぼこりが止む

そこに写ったのは五条くんの上に馬乗りになったイザナの姿