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ぬくもり ページ3

イザナside


数分間。お互いを確かめるかのように抱き締め合う


『会いたかったわ』


イザナ「俺もだ。ずっと俺の側にいろ。拒否権はねぇ」


『ふふ。死んでも離してあげない』


__と縁談を受けたのが5年前の話


オレたちは今東京都立呪術専門学校に入学した。勿論ひなとの関係は良好だ


ガラガラガラ


『おはようございます』


とひなは挨拶をする。相変わらず育ちがいいな。オレは当然


イザナ「……」


黙りを決め込み一番端の席に座る


?「挨拶くらいしろよ」


と前に立つ背の高い男


オレはそれすらも無視して机に伏せた


『ごめんなさいね。イザナは不器用なの』


イザナ「オレはお前以外どうでもいい」


『あら』


?「同じ女子同士仲良くしよ?私家入硝子。よろしく」


『そうね。私氷河ひな。よろしくね』


?「私は夏油傑。よろしく氷河さん」


『えぇ。よろしくね』


イザナ「おい、前髪。ひなに手ェ出すんじゃねぇよ」


と睨みを聞かせて言う


『イザナはヤキモチ焼きね〜大丈夫よ。私が愛してるのはイザナだけだもの』


と優しい目を向けてくるひな。本当に愛らしい……


『でも挨拶はしなきゃダメよ?』


イザナ「チッ……黒川イザナ」


『で?サングラスの貴方は?』


?「ご、五条悟……///」


コイツ。ひなに惚れたな……


イザナ「ひなはオレのモノだ。オレの許可無く触んな」


家入「(嫉妬やば……)」


五条「お前に許可なんていらねぇだろ。ひな、よろしくな」


ぜってぇコイツにだけは触らせねぇ


______
五条side


キレイだ
そう思った。オレのモノにしたいという欲求が溢れる……でも


『ふふ、本当に愛らしい人♡』


イザナ「お前はいつまで経っても変わんねぇな」


『子供っぽいとでも?』


イザナ「ちげぇよ。変わらない方が安心する」


なんてハグをしたりとスキンシップが多い


家入「2人って仲が良いんだな」


イザナ「まぁ"許嫁"だからな」


ピシッと体が固まるのがわかった。許嫁……あのチビと?


五条「お前男見る目ねぇな。こんなチビのどこが((ドンッ


『私ね?イザナを馬鹿にする人"大嫌い"なの』


と股ドンをされると同時に重いプレッシャーがかかる


『言葉にはお気を付けを。五条悟様(ニッコリ』


一気に距離が遠ざかった気がした


終わった……


家入「(あーぁ、アイツやったな)」


夏油「(初っ端からやらかすとは思わなかったな)」

体術→←始まりは__



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作者名:ひな | 作成日時:2024年1月31日 15時

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