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士道side


凛「ハァ……ハァ……ハァ……」


『その程度?お前の言葉を使うなら"ヌルい"んだよ』


場はあの女の空気に包まれる。不用意に踏み行ってはいけない……そんな雰囲気


というか……


士道「やっぱり俺に手加減してたってことか。よしぶっ殺す」


とパキパキ指を鳴らす


愛結「なに言ってんの。返り討ちにあって終わりよ」


俺が負けるわけねぇっつうの


千切「俺より速いんじゃ……」


玲王「アイツスゲェな!✨」


凪「あの糸師凛が息上がってるのに普通に立ってるとか凄いね」


『(やべ、目立っちゃった……タイトル詐欺だと思われる)』←


愛結「はい!もうおしまい!さっさとお風呂入って寝て!!」


『私たちもお風呂行こうか』


愛結「そうね。呉々も覗かないでよ?特に士道!!」


士道「ゴリラと地味子の裸なんてキョーミねぇよ」


愛結「誰がゴリラよ!!」


黒名「お風呂お風呂」


『愛結ちゃん。一々相手にしてたらキリないって……早く行くぞ。それと士道。愛結ちゃんはゴリラじゃない。女の子にそんな扱いしてると痛い目見るぞ』


愛結「キュンッ♡)」


士道「うるせぇ地味女」


はいはいと流される。クソイラつく……いつかその余裕面崩してやる


____風呂上がり


蜂楽「ふんふふーん♪」


愛結「ちょっ蜂楽!!服着なさい!!この変態!!」


と言い地味女の髪を乾かすゴリラ


『愛結ちゃん。髪乾かすくらい自分でできる……』


愛結「いいじゃない。それに私あなたの髪好きよ」


玲王「あれ?影山さん眼鏡はどうした?」


眼鏡取ったら……ふーん……そんな感じね。やっぱり地味だな


『えっと……どこだ?』


愛結「ここよ。あと髪乾かし終わったわ」


『ありがと。あー、見える見えるって蜂楽はなんで裸?服着ないと風邪引くぞ?』


蜂楽「えっち!」


潔「いや、蜂楽が服着ればいい話だろ!」


黒名「ウトウト)」


『黒名?おーい?』


黒名「ハッ!寝てない寝てない」


『はいはい。部屋でおねんねしましょーねー?』


黒名「ムッ子供扱いするな」


なんかあそこだけ空気がホワホワしてね?


士道「つーか。俺に手加減したの忘れてねぇからな?」


『ゲッ忘れてたと思ったのに……』


士道「絞め殺す」


『こういう時は……全力ダシュ!!ハハハハハ!さらば〜』


と遠ざかっていく地味女。当然俺は


士道「待てゴラァ!!」


と追いかける


士道「どこ行った?」


クソッアイツ影薄すぎなんだよ!!

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作者名:ひな | 作成日時:2024年1月28日 20時

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