検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:5,049 hit

〇 拾捌 ページ18







「炭治郎くんは、どうして…強さを求めるのですか」







普通の隊員であればある程度の強さがあればいいはずだ。

そこまで必死になる必要はないと思う。







「俺の家族は鬼に殺されました。…唯一残った妹の禰豆子は鬼にされて…でも、禰豆子は人を襲ったことはないんです!!俺は、強くなって鬼舞辻無惨を殺して、禰豆子を人に戻さなきゃいけないんです!!」







…そういう、炭治郎くんは、ちょっとかっこよくて。

応援したくなる、不思議な子だと思った。







「杏寿郎から、あなたの話は聞いたことがあります。……炭治郎くんなら、何かを変えれるのかもね」







この、鬼のような残酷な世界から、何かが変わるかもしれない。

人に、そう思わせるこの子は、きっと……杏寿郎に似ている。







「私は、…隊士はお休みしてるけど特訓は続けているの。怪我が治って、任務が落ち着いたら、いつでもおいで」

「…っはい!」







広いこの蝶屋敷に響くんじゃないかってくらい大きな声で炭治郎くんは返事をした。







続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←〇 拾漆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:真陽 | 作成日時:2019年4月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。