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「 蓮兄、家まで送って行こっか？ 」
『 んーそれは悪いし万次郎の家まで送ってよ
そこから自分で帰るからさ 』
「 ちぇっ、なら泊まっていきなよ.. 」
無理、イザナから殺されちまうもん
とは、流石に言えず
それとなく理由をつけて断る
万次郎は不機嫌そうだったが
イザナが不機嫌になった時よりかはまだ可愛い
『 送ってくれてあんがと
また、会いに来るよ 』
「 うん、今度合わせたいヤツがいるんだ
俺より厄介なヤツだけど
色んな意味で頭がヤバいから蓮兄好きだと思うよ 」
『 へぇ、頭のキレるヤツは好きだよ 』
だよな、と万次郎は見覚えのある笑い方をする
いつも近くで見てきた笑顔に似ている
『 .. 俺も紹介したいヤツがいる
お前とそっくりなヤツだよ
笑った顔とか特に、きっと仲良くなれるよ 』
「 どーかな、蓮兄の友達とか阿呆しか居なさそ 」
言っとくがイザナとか鶴蝶、頭良いんだからな
軽く雑談をした後万次郎とは別れた
まっさか、俺にもあんな弟みたいな存在が居たなんてね
電車を降りて、暫く歩くと見慣れた扉が見えた
合鍵を使って開けると中からは大人数の声が聞こえる
『 ただいま〜 』
「 蓮！！おかえりぃ！ 」
『 .. え、何、なになになに、
イザナのバブみが怖いんだけど 』
「 助けてくれ蓮、俺たちだけじゃ無理だ 」
「 ちょ、兄貴これ焦げてるよ？！ 」
「 兄ちゃんに任せな 」
なんだこのカオス状態
お前ら俺達の家をなんだと思ってる
なんだこの焦げ臭い匂い
『 あー、理由は後で聞くから
まずそこの不器用兄弟はキッチンから離れろ
鶴蝶はイザナを撫でといて
こいつ撫でられんの好きだから
俺は取り敢えず飯作る
どーせお前らも食うだろ？ 』
「 流石俺らの兄ちゃん 」
口笛を吹く野郎どもを無視しながらキッチンに立つ
聞いて驚け
俺の料理は美味いんだ
『 … この黒いブツ何？ 』
「 ブツだってよ 」
爆笑する竜胆
笑う前にこうなる理由話して
『 ほら、アレンジした
美味いっしょ 』
「 おいしー！蓮！ぎゅってしてぇ？ 」
『 すていすていすてい、
んで、イザナはなんでこうなったんだよ 』
「 … 絡んできたヤツらに酒盛られたらしい 」
はい察し
つまり、こいつ酔ってんのね
誰かカメラ持ってこい
めっっちゃスーパーレアだぞ
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卍様(プロフ) - めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！ (2022年2月24日 20時) (
レス) @page12 id: 3222b15c4b (このIDを非表示/違反報告)
星華(プロフ) - 好きです！続きいつ出しますかね？(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2021年10月9日 22時) (レス) id: 4179ed6996 (このIDを非表示/違反報告)
ふーりんちゃん(プロフ) - ぴ〜まんさん» コメント有難う御座います。私もぴ〜まんさんの作品読んでます（笑）好き、と言って貰えてすごくすごく嬉しいです！！更新頑張ります！ (2021年6月25日 22時) (レス) id: 22782751a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ〜まん(プロフ) - 黒川イザナのタグから来ました！！私もイザナさんの小説を書いているものなんですがふーりんちゃんさんの小説すごく好きです!!更新待ってます！！お体に気をつけてください！ (2021年6月25日 19時) (レス) id: 5942fb3734 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふーりんちゃん x他1人 | 作成日時：2021年6月20日 9時
