寝起き gt視点 ページ36
眠るAを見ながらさっきのことを思い出す。
俺らと居たい気持ちと死にたくない気持ち。Aはこの2つが共存出来ないといった。
もうすぐ死ぬ、か。それは俺らが干渉できるものではないのだろうか。守れるものではないのか。
朝日が昇ってきても解決策は思いつかなかった。突然扉が開く。
「ぐちつぼがA襲ってるんだけど!!」
「してねぇよ!!!!」
『…るさ、なに？』
やべ、原人のせいでおきたじゃねぇか。
「A、ダメだよ男なんか部屋に入れたら!!」
『あれぐちつぼ、ほんとに一緒に寝てくれたの』
「…」
「えっ、、Aから誘った、、てこと?!」
『？うん。』
「へぇーw」
「やめろお前変な想像すんな。」
「え？どんな想像してんの？w」
まるで俺が罠にかかったかのように笑う原人。いらつくわぁ。
「あーもう、飯行くぞA」
『…手つないでほしい』
全く無意識にこういうことをするんだから狡いもんだ。
「、、ほら。はやくいくぞ!!」
ニヤニヤしながらげんぴょんが見てくるもその顔は崩れることになる。
『げんぴょんもー』
「えっ俺も、?!」
思いっきり手を引っ張られ困惑している原人はなかなかに見ないもので面白かった。
「という流れでこうなった。」
「全然頭に入ってこなかったわ。とりあえずAが寝起きで甘えたさんなのはわかった。」
こんそめが作り終えた料理を運びながら軽くあしらった。その後も俺らは談笑しているとたらこがきた。
「A、俺と手繋ごー？」
『ん、』
「あったらこ、てめぇ」
原人がたらこに食ってかかる勢いで睨みつける。
「はい、椅子座って。冷めないうちに食べよー。」
どうやら食事の準備が出来たらしかった。
「おできてる」
「お前らちょっとは手伝えよ」
「いやいや」
「ほら食べんぞ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
