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続き
『そんなことが？俺はずっと孤独に居ろっていうの？』
…そう、ですね。
あなたは元々火事があったのに生きましたよね？あの時の本来死にました。
あの機械がついていなければ火事の記憶をあなた以外が忘れ、またアレを繰り返したりはしなかったでしょう。
『………それで、逃げるって何？』
ネットワークから別の世界に逃げてください。あなたが運命を変えた元凶であるからにはこの世界で死も苦しみも逃れられません。
『私一人で行かなきゃいけないの？』
…恐らくは。あなただって混乱したでしょう？彼らにとっては同性同名の別人のいる場所です。ドッペルゲンガーのような体験になります。あなたがこのネットワークを移動するのはあなたの能力ですので影響はなくとも彼らは分かりません。
『そっ、かぁ、、でも、それだったら………ねぇ』
はい、なんでしょう？
「A!!俺の手見えたら掴んで!!そこに居ちやダメ!!」
たらこの声と視界の隅の下から出ている手。自然とそこへ歩み出す。
…行くのですか？
『え？』
質問があったのでは？
『…ある、あるけど、あの手は、、』
、、あまり長くはもたないでしょう。質問によっては答えの長さが異なります。消えてしまうかもしれません。
『………なら、帰ります。質問、したかったけど、、』
なら、急いで捕まったら方が良いかと。
手を伸ばし、たらこの手が丁度引っ込もうとしたタイミングで手が当たった。
「?!…A、？いるならもっとちゃんと掴んで？」
「…良かった。…今、引き出すから。」
泣きそうなたらこさんとたらこさんの傍にいる緑色さん、俺の寝ていたらしいベットの横に眠るこんそめ。
『、、色々ごめん。』
「…こんそめさん、ずっとここで(名前が起きること)待ってた。俺のせいだ、って。無理やりにでも連れてくればよかった、ってずっとここで言ってた。」
「俺もだけど誰でもいいから誰かには辛かったら言ってほしい。倒れてからじゃ遅いから。」
『…うん、わかった。ごめんねたらこ。』
「…ん、、A、？」
『こんそめもごめんね、次からはちゃんと休むようにするよ。』
「…良かった。」
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