27 ページ27
.
.
田中「 Aちゃん、かあいいねえ 」
田中「 んふ、顔真っ赤でかあいい 」
.
真ん中に北斗が座っていてもお構い無しで、ずっと可愛い可愛いと褒めてくれる樹さん。
きっといまのわたし、物凄く顔が赤いんだろうな。ああ恥ずかしい…。
.
.
�眞蓮� 北斗の顔やべぇんだけど (笑) 」
松村「 樹なんて、いっつもこんなんよ？ 」
�眞蓮� Aちゃん嫌じゃない？大丈夫？ (笑) 」
『 全然嫌じゃないです！むしろ嬉しいっていうか、 』
田中「 嬉しいの？かあい〜！ 」
松村「 樹、お前さあ、 」
.
.
またいつも通り、樹さんが北斗に怒られていると京本さんの家に着いたみたいで京本さんが助手席に座った。
お〜、こちらも朝からお顔が綺麗。
.
.
京本「 なに、なんで樹怒られてるの？ (笑) 」
�眞蓮� 樹がAちゃんに可愛いって言いまくってた (笑) 」
京本「 ああ(笑) 樹ってほんと可愛い子好きだよね (笑) 」
.
.
京本さんの何気なく言った一言に、ズキンと胸が傷んだ。
樹さんが可愛いって言う度、本気になって顔を赤くしてるのはわたしだけで、樹さんには可愛いって言う相手は他に何人もいるんだろうな。
しかも樹さんの周りには、わたしなんかよりも大人っぽくて綺麗な人達がいるだろうし。勝ち目なんて全く無い。
.
.
松村「 A？どした 」
.
俯いてたわたしの顔を覗き込んで、樹さん達に聞こえないくらい小さい声で声をかけてくれた北斗。
北斗のすぐ気づくところ、周りに聞こえないくらい小さい声で話しかけてくれるところ、凄い優しいよなぁって思う。
.
.
�眞蓮� とうちゃーく！ 」
『 あ！ありがとうございました！ 』
田中「 めっちゃJKいるんけど！ 」
京本「 樹、可愛い子いてもナンパしないでよね 」
.
これ以上樹さんを好きでいても、北斗の言う通りわたしが傷つくだけなんだろなあ、
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1798人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜
| 作成日時：2022年5月5日 15時
