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菊池「 Aなににする？ 」
『 ストロベリー！ 』
菊池「 ストロベリークレープと、生クリームクレープで 」
「 お2つで750円です 」
田中「 あ、これで 」
『 えっ 』
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風磨とわたしが出すよりも先に、わたしの後ろから手を伸ばしてお金を出してくれた樹さん。
振り返れば、思ったよりも近い距離にドキドキする。
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田中「 Aちゃんと、Aちゃんの友達の分なら出すよ 」
『 え〜、ありがとうございます… 』
菊池「 すみません、俺関係ないのに 」
田中「 全然いいって！ 」
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これが大人の余裕ってやつ？かっこい〜。
隣にいる風磨の目もキラキラしちゃってるよ…。
出来たてのクレープを受け取って、樹さん達にバイバイする。
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『 樹さんありがとうございました！�眞呂�んと、京本さんも！ 』
京本「 ばいばーい 」
�眞蓮� またね、気をつけてねー 」
田中「 またねAちゃん 」
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風磨と一緒に、ペコペコ頭を下げてベンチを探そうと辺りを見回す。
あ、あっち空いてる！と風磨が見つけて2人で向かおうと足を進めると、誰かに後ろから肩を掴まれた。
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田中「 Aちゃん、 」
『 樹さん 』
田中「 今日の夜、LINEしてもいい？ 」
『 えっ、はい！ 』
田中「 良かった、じゃあ夜ね 」
『 はい！待ってます！ 』
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ヒラヒラと手を振って、�眞呂�ん達のところへ戻る樹さん。
夜、はやくこないかな
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作者名：秋桜
| 作成日時：2022年5月5日 15時
