夢の君とまたここで【３】

処刑玉砲４ ページ17

ｼﾞｬ「どうすんだ？
Aちゃん」

「とりあえず、これ以上減らしたくないよね・・・
入間くんは当たる心配ないから飛んできたボールを
できるだけキャッチしてもらえるかな？誰かが当たったらアウトにならないようにフォローして」

ｲﾙﾏ「う、うん！」

「ボールを投げるときはスピードが大事。いつまでも持っていたら相手に距離をとられるかもしれないから、投げられない人は外野に回しましょう。」

ｴﾘｻﾞ「わかったわぁ！」

「もしかして、投げるの俺だけ？キッツそ・・・」

「大丈夫、私も投げるよ。私たくさん練習したんだから！」

ｼﾞｬ「わかった。んじゃあ、誰狙うんだ？」

「アリスくんは当てられないから・・・リードくん
とシュナイダーくんかな？とにかく相手の戦力を落として、確実に数減らさないと」

ｼﾞｬ「りょーかい」

「さぁ、みんな。反撃開始よ！！」

「「「おー！」」」


「さて、まずは試しに投げてみようかな」

練習したとは言ったけど・・・うまくいくかどうか・・・

「考えていても仕方ないよね。スゥ・・・」

集中して、ボールを遠くに相手に当てるイメージを・・・

「【想像力者(イメージシャン)】」

家系能力を使いボール投げる

ﾘﾄﾞ「うわっ！！？」

バチッ

ｴｺﾞ「シャックス。アウト」

あ、当たった・・・？

「やった・・・！」

ｼﾞｬ「おお！Aちゃんすげえ！！」

ｴﾘ 「すごいわぁ！Aちゃん！」

ｲﾙﾏ「Aちゃんすごい！今ボールがカーブしたよね？！」

よかった、練習よりうまくいった

家系能力が前より使いこなせるようになってきたのかも。でも、かなりの魔力の消耗が・・・

広範囲や物を作り出すのと違って、何かを操りながら一点に集中させるものはまだまだ練習がいるみたい

ｼﾞｬ「今のでこのまま全滅できるんじゃね！？」

ｲﾙﾏ「うんうん！」

「それは少し難しいかも」

ｲﾙﾏ「え？」

「今のようなのを投げられるのは良くて１回。後はそこまで威力があるものは出来ないと思う」

ｲﾙ「そっかぁ・・・」

ｼﾞｬ「まぁ、かなり戦力になることは変わりねぇし、このまま攻めてけば勝てるんじゃね？」

「そうね、出来るだけ頑張るよ！」

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