夢の君とまたここで【３】

入間くんは一体どこへ？ ページ2

〜学食〜

「相変わらず
よく食べるね入間くんは・・・」

「美味しい〜」

食べてるとこほんと可愛いなぁ
男の人に可愛いはダメだと思うんだけどね

弟とかいたらこんな感じだよねぇ

「ふふっ、入間くん。ココついてるよ？」

そう言って、入間くんの口の横についてたソースを拭いてあげるA

「んむ・・・ありがとう！！」

「どういたしまして」

「(姉弟・・・？)」
「(可愛い)」
「(美少女の姉・・・)」
(↑周りの悪魔の皆さんの心の声)

ん？なんかすごい見られてる気がするけど
・・・・・・気のせいかな

「入間様。A」

「ん？」

「あ、アリスくん」

「入間様、よかったら私の分も召し上がりませんか？」

「たーんとおあがりぃ！！入間ちー！！」

入間くんの口にパンをつっこむクララちゃん

「モゴッ！！あ、あひはとう・・・」

「パ、パンを急に口にいれるのは危ないかな、
クララちゃん」

「入間様・・・何かお悩みなのですか？」

「うえ？」

わあ、もう口にあったパンないよ
まあ・・・それはいつものことだから置いといて

「確かに、今日はなんだか上の空だよね」

「私にできることがあれば何でもい・・・」

ピロリロリン♪

入間くんのス魔ホ着信音がなった

「ごちそうさま！！ごめん、僕ちょっと出てくる」

「え、入間くん？」

「「！！」」

そう言うと席から立ち上がる

入間くんが行こうとすれば、まあ・・・

「お供します！」

「私も！私も！」

当然アリスくんとクララちゃんが一緒に行こうとするわけで

でも・・・

「一人で行かないとだめな用事なんだ！ごっ、ごめん。すぐ戻るから！」

そう言い走って行ってしまった

あらら、今日もか

最近の入間くんは、今みたいに一人でどこかに
行ってしまうのだ

しかも一人で

アリスくんやクララちゃんと一緒ではなく

一体・・・何処に行っているんだろう？

「ふんっ、忙しない宿敵(ライバル)よ」

「あ、サブロくん」

「我が宿敵(ライバル)は何を急いでいるのだ？」

「私もよく分からないんだよね。まあ・・・
入間くんも入間くんで色々あるだろうし、無理な詮索はしないけど・・・」

２人が・・・ねぇ・・・

「おかしい！ここ数日あのように１人でどこかへ行ってしまわれる！一体どこへ・・・！？
気になって夜もねむれん！」

「入間ちと遊びたいーーー」

「しょうがないよ。私と一緒に遊びましょ？」

「ぶぅーーー」

ふてくされているクララちゃんの頭を
撫でていると

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