キミじゃなきゃヤダ（inar）

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有岡side

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頭がほわほわする感覚の中で 、


咄嗟に手が出て掴んだ服 。





それに対していのちゃんは、



伊「 ふふ、いーよ、じゃあ寝ようね 」



なんて言って、おれの横にしゃがんで、胸をトントンリズム良く叩いてくれる。





有「 ふぁあ、」





それがほんとに心地よくて、いつのまにか瞼は閉じて眠りの世界へと入っていた 。







伊「 ..... すきだよ、だいちゃん 」









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なんて言葉は、おれの耳に届くわけなかった 。







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パッと目が覚めたら、いのちゃんが横にいて、


ものすごく優しい目でおれを見ていた。








伊「 だいちゃん、薬買ってきたよ、飲めそう？ 」






有「 なっ、そんくらい飲めるし .. ！」





この歳になって薬飲めないとか、おかしいじゃんっ



どんだけ子供扱いしてるんだよおれのこと！



キッといのちゃんを睨みつける。





伊「 ごめんごめん笑 じゃあはい、3錠 」






そう言って渡された薬 。





げっ .. 結構でかい






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