キミじゃなきゃヤダ（inar）

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有岡side

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そのあとから、いのちゃんは、おれが帰ってきたら玄関にすっ飛んできてくれて、

なんか申し訳ないなーって気持ちになる。





だけど、嬉しいのは事実。







いってきますと、いってらっしゃいのぎゅーも、気持ち悪いけど毎日やってもらってる。









それの効果かは知らないけど、最近仕事場でもよく褒められるし、ほんとに調子がいい。





いのちゃんのおかげ、なんては思いたくないけどね。









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オーナー「だいちゃん、指名されたよ」




いつものように、指名が入る。





どんな人だろーって待ってると、入ってきたのは、中年のおじさん。


いかにも変態ジジイって感じ ...







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ふぁーーやだぁ



これはおれが抱かれるパターンかな、



と思ったら、押し倒されて、脱がされて、

急にいれられて ..







あれから意識をとばして、気付いたら、オーナーが隣に座って看てくれていた。








有「 ... オーナーすみませ、ぃたっ！ 」




起き上がろうとすると、腰に激痛が走る。




オーナー「大丈夫かお前 ..大変だったな、あの客はもう出禁にしといたから 」




有「 ありがとうございます .. 」




って、いま何時！？

慌てて携帯の時間を見ると深夜1時すぎで、いのちゃんからのラインが大量にきていた。







はー ... ごめん、いのちゃん







オーナーが車出してくれるっていうから、素直に乗ることにした。



“今から帰る”とだけ連絡をいれてね。






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