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4. ページ4

〈望くん?どうしたの?〉


やばい、なんとか帰らせなきゃ。
Aが来てしまう。


「ごめん!仕事から電話あって、後輩が体調崩したらしくて、今から来てくれないかって…」

ありきたりすぎるこの言い訳。
信じてくれるわけないと思うけど。


〈そっか…仕方ないね。〉


あ、いいんだ!


「ほんまごめん!」
〈ううん、頑張ってね^^〉
「おう!」


笑顔で手を振りながら家を出ていき、ドアが閉まったと同時に一気に安心した。



「あ。」



なんとか帰らせたけど、キスさえしてない。

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作者名:チェリー | 作成日時:2018年11月22日 23時

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