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5.（回想） ページ5

私は何も考えずに外に出て、ただ足を進めた。


ネオンが輝き、男女の騒がしい声が飛び交う街にフラフラと誘われ、にぎやかな雰囲気とは逆に、私は崩れ落ち。





「捨てられたんだ…」




と噛みしめた。



我に返って周りを見渡すと、夜の街が眩しくて、まるで【アイツ】という存在から魔法が溶けたみたいな感覚になった。

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作者名：チェリー | 作成日時：2018年8月16日 22時

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