好きだけど、素直になれない勇者様

いつもの ページ3

『フリーレン！！！！！！！！ｷﾞｭｯ』

フリーレン「わっ、何？」


いつも通りフリーレンに泣きつく。

毎日こうやってくるから迷惑がられてるかもしれないけど、フリーレンしか頼れないんだよ！


ハイターとアイゼンにはなんだか相談しにくいし……。





『………また冷たい対応だし避けられてる。悲しい…。』


フリーレンに抱きつき泣く。


やっぱフリーレンの匂いは落ち着くなぁ。




フリーレン「Aも大変だね。」

そう言って頭をよしよしと撫でてくれる姿は、まるでお母さんのようだ。




『……それで、どうすればいいと思う？』


フリーレン「いつもそれ聞いてくるけど、私はエルフだから。そういうのあまりわからないし、何回聞いても同じだよ。ハイターとかならそういうのよくわかりそうだけど。」




『なんか相談しにくくてさ…。』

男性に相談するのはなんかしにくいのよ…。



フリーレン「じゃあ…、一緒に行く？」


フリーレン神だな。





『いいの！？ありがとう！行こう』



ということで、フリーレンが一緒についてきてくれることになった。



心強い。



フリーレン「…まあそんなの、ヒンメルが素直になればいいだけなんだけどね。」




フリーレンがなんか呟いた気がしたが恐らく気のせいでしょう。

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