周りに頼って良いんだよ、影山。 ネタバレ含む。 ページ14
烏野対青葉城西
09対16
「ナイッサー!」
「サッコォーイ!!」
(7点差……なんとか詰めないと……)
「ライトライト」
影山のトス、少し早くなってるな……。
「おおーっなんだかいつもよりキレがある感じだな〜!」
「…………」
烏養コーチも気付いてるな。
「大地さんナイス!」
「ナイスー」
(くそ……ブロック2枚……結構ついてくるな……。ここで止められたらまた流れ持ってかれかねない……。せめて1枚にしないと……!)
日向サーブ
西谷OUT
月島IN
鰹節野郎が影山の後ろ姿を見てる。
(高校2年の時優秀だった中学の後輩の異名を聞いた。“コート上の王様”なんて誉れ高い異名だと思った。でも試合を見て“意味が違う”とわかった。力がある、才能がある、勝利に対して貪欲、他人よりも圧倒的に。それが飛雄を強くし、そして唯一の弱点になる。お前は一人でなんとかしようとしすぎなんだよ飛雄、そしてほんの2月足らずじゃその癖は簡単には直らないよ。)
烏野対青葉城西
10対17
「花巻ナイスキー!!」
「一本!」
日向OUT
西谷IN
菅原が私を見た。
「影山のトス、速くなってないか……？」
口パクで心配そうな顔をして聞いた。
「なってます。中学の悪癖が出てます。」
「だよな……。どうするべ……。」
「カバー!!」
「!!」
私と菅原は視線をコートに戻した。
「松川ナイスブロック!」
「オーライ!」
西谷がレシーブする。
「もっかいもっかい」
「なぁ…なんか__」
東峰が打ったボールは国見の腕に当たりブロックアウト。
「烏野の攻撃だんだん速くなってきてないか？全体的になんとなく前のめり気味っていうか……」
(嫌な感じの加速だ……。タイムはもう使いきっちまったし__)
「ゆっくりゆっくり!焦んなよ」
烏養コーチ、影山聞こえないと思います。
「…………。……スピードの呪縛……。ブロックから逃れたい一心でつい“打ち易さ”よりも“速さ”を優先してしまう。無意識に……ほんの少しずつ、でも、それは徐々に大きなズレになっていく」
(あのチビちゃんであんな攻撃を使えるのは男子でお前しかいない。でも他はどうだ？3番の彼はもう少しゆったり上げてあげればちゃんとブロックと勝負できる力量があるんじゃないのか？眼鏡君はお前のトスを信頼して本気で打っているか？個性の違うスパイカー達それぞれ100%の力を引き出してこそのセッターだ)
本当、見てられないよ……。ネタバレ含む。→←及川徹は天才ではない ネタバレ含む。
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P.N 影黒 赤美 本名里崎雅美(プロフ) - ＊＿無人＿＊さん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです!!私も早く合宿編を書きたいです!!(笑)落ちは楽しみにしてて下さい!!ちなみに、書き終わったらアナザーストーリーとして落ち候補の落ちを書くつもりです(笑)。(鰹節野郎の話なんて書きたくないけど。) (2019年1月25日 7時) (
レス) id: 1850aaea1d (このIDを非表示/違反報告)
＊＿無人＿＊(プロフ) - この小説本当好きです！早く合宿で木兎さんとの絡み見たいな…笑 オチは誰になるんだろ、気になります。あ、黒尾だったら大歓迎ですよ！更新頑張ってください！ (2019年1月23日 22時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影黒 赤美 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/69925b601b1/
作成日時：2018年11月18日 19時
