勝利の味 ネタバレ含む。 ページ34
日向はそう言うと腕を少し伸ばして手をグーにすると。
日「勝った…!」
ガッツポーズした。
日「次もまた…試合ができる…!コートに立っていられる。次も。」
日向の姿はまさに
勝利に飢えた
小さい
ケモノが
初めて勝利の
味を知る
姿だった。
日向は急に振り返ると私を見ていつもの感じで聞いてきた。
日「Aさん!!見てましたか!?俺のカッコイイ所!!」
相変わらずの可愛さに思わず頭を撫でくり回す。
「見てた見てたw カッコイイ姿。カッコ良かったよ。可愛いなーもう!!日向は!!」グシャグシャグシャグシャッ!!
日「ちょっと!?何するんですか!!それと俺男ですけど!!」
「知ってる(真顔)。」
日「俺がカッコイイ時は試合だけですか…。」ムゥ…。
あら、拗ねちゃったw 拗ねてる顔も可愛い。
影「…は。」
「え?」
影「俺はって聞いてんだよ!!ボゲェ!!」
「逆ギレしなくてもw 勿論、見てたよ。飛雄も。一番カッコ良かったよ。」
影「そ、そうかよ…////それなら良い…////」
飛雄の照れ顔相変わらず可愛すぎか(真顔)。
場面は変わり駒山総合体育館___
道「泣かないでよも〜。」
佐「っだってっっあたしがっサーブで狙われてっいっぱい点獲られてっ。」
ガシッ
佐「!?」
道「それを繋いで行くのがバレーじゃん!相手の方が繋ぎが上手かった!だから負けた!誰のせいとかそういうの無い!」
須「主将!先生が呼んでます!」
道「うん!ちょっと行ってくるからね!?」グリグリ
タッ
須「…道宮先輩凄いですね…。一番練習して…一番悔しいハズなのに…。」
相「…違う。」
須「?」
相「ああやって皆の前ではちゃんと“主将”で居て」
キュッキュッキュッ
相「一人になってうちらに背を向けてから」
キュ…
相「泣くんだ。」
場面は戻り仙台市体育館___ ネタバレ含む。→←また…。 ネタバレ含む。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:影黒 赤美 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/69925b601b1/
作成日時:2018年4月21日 9時