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道宮が言うんだから、他の人達も面白かったって事だよね!! ネタバレ含む。 ページ4

あいつら後で説教しないと……!憤怒の形相で舞台からおりた澤村の肩が、ポンと叩かれた。眉間にシワを寄せたまま「なんだ。」と振り向くと、そこには教頭の姿があった。

教「なんだとはなんだね!」

澤「あ……、教頭先生……。失礼しました!」

口ごもりながら会釈をする。

教「なんだいさっきのバカ騒ぎは。主将のキミが部員たちをしっかり統率できてないんじゃないのかね。あんなふうに暴走するようじゃねえ。バレー部はこれまでだって問題も多い集団なわけだし、もっと高校生らしい品格をだな……」

教頭のねちねちと続く長い小言に、澤村は拳を握って耐えていたが、しばらくすると重たい口を開いた。

澤「……僕のアイデアです。寸劇風に盛り上げられれ場、と思いまして……。すこし、興が乗りすぎたところもあったかもしれません。まったく僕の不徳の致すところで……。」

澤村がとぎれとぎれに答える。

教「……あっそう、それならいいけどね。」

まだ少し不服そうに答えると、教頭はしぶしぶ席に戻っていった。その背中をにらみながら、澤村が背中を震わせる。

澤「田中……西谷……、まさか縁下Aまで……。」

教頭の姿が舞台裏から消えたことをその目で確認すると、これまで我慢していた澤村の怒りがついに爆発した。

澤「あいつら、どこいったーッ!!」

澤村は、怒鳴りながらふたりを探しに出ていった。
その取りつく島もない後ろ姿に、声をかけようと待っていた道宮がちょっと肩をすくめてあきらめる。

道「……おもしろかったのにな。」

澤村が怒鳴るのは最初だけだよw 空気読んで同じ反応するけどw ネタバレ含む。→←私の文字は!!マークだよww ネタバレ含む。



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作者名:影黒 赤美 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/69925b601b1/  
作成日時:2018年4月21日 9時

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