エピソードオブユー 5 《ハイキュー》

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ーエピソード 205 いつもここにー




your side.*･ﾟ






唇に触れる柔らかな感覚
キスされている





月島くんの爽やかな匂いが頭の中いっぱいに広がる





たった一瞬だったのだろうけど、私にとっては
何十分のような感じがした





顔を離すと、いつものように余裕顔の月島くん




『月島…く』




月島｢残りはちゃんと気持ち伝えてからにするよ
まだ試合の途中だしね｣





そう言われるとなんということを私たちは
しているのだ、と恥ずかしくなる




月島｢そんな真っ赤になってたら、なにか起きたのか
誤解されちゃうけど？まぁ、敵は沢山いるしね
ここまで来たら正々堂々とさせて貰うよ。僕は｣




『いつもの月島くんに戻ってるし…
恥ずかしいのは私だけみたいになってるし…。』




ブツブツと小さく呟いていると後ろから足音が
聞こえてきて、おじさんが帰ってきた

月島くんの指を見るとちゃんと血とまってるね
と確認をし、2人で走って、体育館へ向かう








烏養｢下を向くんじゃねええええ！！！
バレーは常に上を向くスポーツだ！！！｣






体育館の入り口へ丁度着くと
烏養監督の声が響き渡っていた



その声でコートの中の皆の体制が前のめりになり
顔が上がっている



点差は…14ー15 白鳥沢のマッチポイント






『月島くん…！！』





入り口で止まっている月島くんの背中に手を当てる






『ココロの輝きはいつもここに…』









そう唱え背中をポンッと押す
すると走り出す月島くん





キラキラと光る照明に当たAがら
体育館へ入ると歓声が上がる







急いでギャラリーへ走って移動する







れな｢A！よくやったね！！さ、ここからだよ！｣





冴子｢A！！！｣






『とりあえず痛めたのは小指のみ
ガチガチに薬指に固定して試合は続行します！
それでも痛いのは何も変わらないと思います…』





大まかに烏養さんや冴子さん達に状況を説明する
そして直ぐに始まる

白鳥沢はピンサをいれてくる



ピーーーッッ




ジャンプフローターの使い手
それを上手く掴む澤村先輩



そして影山くんのツーアタックにより




｢｢しゃァァァ！！｣｣





15ー15






メンバーチェンジで成田さんから月島くんへ







田中｢月島ァ！ヒーローみてえな登場じゃねえか！
コノヤロー！！！｣



ワラワラと集まる先輩集団それをいつも通り
シカトし、作戦を離す月島くん

流石だ





冴子｢飛雄も蛍も戻った…！
さあ、反撃だよ！！！｣

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