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ーエピソード 319 傍でー




your side.*・゚





11月に入ると寒さがより一層増した
夏は白いワイシャツで目立っていたが
今はもう紺色と黒色で染っていた




ベージュのカーディガンとブレザーに身を包み
ハッと息を吐けば微かに白い息が見えた
朝練がない日はれなと登校していたけど
今日は何故か昨日の夜からLINEの返信がこないため
隣にいない





宮城の冬は早い






丁度校門付近で日向くんと会い
優雅に登校をしていると後ろからドドドドッと
嫌な気配を感じた





れな「ちょっとォォォオー!!!!!」




『ひぃ…!!!』



日向「ちょっA!コワイ…!」



後ろを見ると凄い顔をしたれながダッシュでこっちに向かってきた。その迫力に押され日向くんを突き出し
盾にする。

日向くんを前に恐る恐る除くと完全に苛立っている
れなの顔が見えた




『お、おはよ〜…!』




もう逃げ道はないと思い空元気に手を挙げ
前に出て寒いね早く教室いこ〜日向くんバイバイ〜!
と何も無かったように玄関へ引っ張る


が、1歩もそこから動かず真剣な顔で見てくる
日向くんはオロオロして、何が何だか
分からないようだ





れなが怒っている理由はわかる






れな「ねぇ!なんでモデルやめちゃったの!!」





そう、コレ





日向「え、Aやめたの??」





何も知らなかった日向くんは驚いていた
れなは激おこだ

1番傍で小さい頃からの夢のチャンスを掴んでくれてそして押してくれて、応援してくれていた


怒るのは当たり前





『うん、やめちゃった。』






れな「だからなんでって言ってんの。
ずっとやりたかったんでしょ、折角チャンス掴んで
これからって時になんで…!どうして!?」





『ちょっと落ち着いてよ…その話は違う場所で…』




校門付近のど真ん中で立ち止まり
明らかにいい雰囲気ではない私たちを
ちらちら見て通っていく人が目に入る


さすがにここではと思い止めるが
怒りは収まらないらしい




れな「落ち着けるか!ずっと私は隣で応援してきた
あんなにキラキラして嬉しそうにしてたんじゃん
スカウト来た時なんてすっごく嬉しかったよ私も!
それでモデル活動してもっと夢つ叶えていくてっ言ってたじゃん…!!」






『うん、最初は頑張ろうって思ってたよ
れなが話持ち出してきてくれて、活動もして
楽しかったし、嬉しかった。でも』





れな「でも、でもでもでも…!いっつもそうだよね?
何かあれば後から理由つけて、誤魔化す
そういう所ほんっとムカつく」

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名無し70864号(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!私が今までに見たいろんなアニメから感動したところを引用してアレンジたりしています笑笑プリズム大好きでした(^^) (2021年3月31日 3時) (レス) id: 9ec6e5c555 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - プリティーリズムの名言!!凄く嬉しいし、急に来るので笑ってしまいました笑笑これからも頑張ってください! (2021年3月31日 3時) (レス) id: 565e409edc (このIDを非表示/違反報告)
りりらら(プロフ) - 漂白剤さん» ありがとうございます(;-;) (2020年9月12日 22時) (レス) id: 89615ce9b6 (このIDを非表示/違反報告)
りりらら(プロフ) - 雫さん» ご指摘ありがとうございます!直しました(^^♪ (2020年9月12日 22時) (レス) id: 89615ce9b6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 228から急に299になってますよ! (2020年9月12日 14時) (レス) id: 6baa84a131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りりらら x他1人 | 作成日時:2020年8月21日 1時

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