エピソードオブユー 5 《ハイキュー》

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ーエピソード 212 噂のー



your side.*･ﾟ





_______________月曜日






学校へ着くと、
校舎にデカデカと掲げられている垂れ幕





【祝 春高バレー 出場 男子バレー部】







その文字がより1層白鳥沢に勝ったという現実を
感じさせてくる





れな｢おはよ、ってどっかいくの？｣




ちょうど今着いたれなと教室の扉でばったりと会った
私の急いだ様子に、疑問の表情を浮かべる





『おはよ！ちょっと、日向くんの所に用があってさ』





ニコニコとしてご機嫌な私に、ふーん、着いてく
と言って荷物を置いて一緒に1年1組へ行く

すると、中からは、日向くんやクラスメイトの
楽しそうな声が聞こえてくる





｢全国大会ってどこでやるの？｣




日向｢東京！！体育館！！｣




｢すげーな、バレー部！｣




｢しかも、マネージャー2人がめっちゃ可愛くてさ！｣





嬉しそうに話している日向くんを見つけ、
こっちもつられてニコニコとしてしまう





『日向くーん！！』





日向｢ん？A！！どうかしたの？｣





れなに待っててといってスタスタと教室へ入り
声をかけると驚いた表情で、椅子からパァっと明るい
笑顔で、立ち上がる





『日向くんにお願いがあってね、今度ポスターを
作るんだけど、それの写真撮りたくてモデルになって欲しいの…！』






全国出場のために烏野を広めるため、
そしてより良い部活ができるために
何が出来るかを考えた時、寄付金を募集する
ポスターを作ろうと考えた





日向｢俺でいいならいつでも言って！
今日の部活の時でもいいけど！｣






『ありがとう！じゃあ、また部活でね
お話中ごめんね！』



快く引き受けてくれた日向くんにお礼をいい
さっきまで話していた周りにいる子達に謝り
踵を返し、教室を出る





｢噂をしたら…だな。初めてあんなに近くで見たけど
くっそ可愛いな…。日向…くそ羨ましい｣




｢同じ部活…マネージャー…くそ可愛い…青春
こんなん詰まってたら、付き合ってるとかあんじゃねえの？｣





日向｢え！？お、オオ…オレとAが…！？
なんてゆーか…そんな、オレには勿体ないというか
その、Aが、オレとなんて……プシュｯｯ｣






｢ゲッ！！日向が倒れたぞ！！！！｣




｢顔真っ赤だぞ！！｣





｢誰か先生呼べ！先生ー！！！｣





教室から出た後、直ぐにあった月島くん、山口くんも
一緒に教室へ向かっていると、騒がしい声が
また聞こえてくる



『楽しそうでなにより！』






月島｢バカが見事に浮かれてたけどね｣



山口｢シシシッ｣

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