僕の家族《西侍 赤》

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喉は薬を塗ったし、解熱剤は座薬。全部出し切ってから。

浣腸を一人でなんて無理やから、淳太と2人でする。

腸狭窄。腸が狭くなっちゃう病気で、よく便秘になっちゃう。毎日、寝る前にマッサージしてるけど、ストレスもあってか溜め込んじゃったみたい。

それに、学校ではトイレ行かないし。

保育園の時は先生が気を利かせてくれてたけど、小学校はないから。

診察を終えて、薬を処方して家に帰る。

熱も高いし浣腸と言われてからご機嫌斜めの大毅は、母さんに抱かれて俺を睨みつける。

熱で潤んだ目で睨まれても可愛いだけやで？笑

「流星、大毅パス。ちょっとおといれ。」

俺の膝の上に乗るやいなや、

赤「…………やぁぁ〜、っ、！！(泣)」

青「泣いたらしんどくなるやろ？ジュース飲むか？」

赤「じゅーす……！！(泣)」

青「りんご？みかん？ぶどう？もも？」

赤「りんごしゃん…ｸﾞｽﾞｯ」

青「りんごさんな？…ほい、零さんでな？」

これ以上泣かれたら心臓の発作も出ちゃうから、泣かれないように機嫌をとる。

こくこくと両手で飲むから可愛くて、つい写メを撮る。

赤「ん、…あーと…」

青「いーえ。ねんねするか？」

赤「ねんね…」

うとうとしだした大毅をタオルケットで包み、トントン。

「大ちゃん、指ダメよ。」

赤「んぅ…っ…」

青「ちょ、俺の服…」

「寝たら取ったらええやんか。笑 洗濯したるから。笑」

青「もー、」

お気に入りの服……

浣腸　side　黄→←5　side　青

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