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HS.side
HS「なぁ、A。」
そう呼ぶと女の人はそっと振り返った。
女の人の瞳から光る雫が落ちていった。
HS「Aだよね？」
俺が優しくいうと女の人は頷きも首を振ることもなくただ俺の目を見つめていた。
女の人「なんで、来たの？」
女の人、Aはマスクを外して言った。
なんだかしんどそうに息をしてた。
HS「なんで、って。
そんなの決まってんだろ。
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いざ口にするのは恥ずかしいけど口にしなきゃAに伝わってくれない。
you「会いに行ったでしょ。」
俺のことを突き放すようにAは言った。
HS「でも会いたい。
毎日、会いたい。」
俺は泣いていた。
you「そんなの、無理だよ。」
HS「なんで、っ。」
Aだって泣いていた。
you「もう会えない。」
HS「だからなんで？」
you「もう会いたくないっ、から。」
ねぇ、
じゃあなんで泣いてるの？
気づいたら俺はAのことを抱きしめてた。
前までもずっと細かったAだけど数日前抱いた時よりも明らかに痩せた。
you「ーっ。やめて、よっ！」
そういって俺の体は突き放された。
HS「っ、なんで？」
you「…ごめん。
今そばにいたら傷つけちゃうから。」
そう言ったAだって悲しそうだった。
ねぇ、なにが君をそんなに苦しませてるの？
you「オッパ。
もう行かなきゃ。」
HS「ねぇ最後っ！」
そう言って俺はAの手をとる。
you「なに？」
まだ��A�瓩般樵阿鮓討戮�Aは振り向いてくれる。
言うなら今しかない。
そう思った。
HS「もしも俺が悲しんでたらAは俺のこと助けてくれる？」
you「どういう、意味？」
Aは首をかしげた。
HS「どこにいても、俺のそばにいてくれる？」
なんだかAは悲しそうだった。
you「ーっ。
当たり前じゃん。」
Aは泣きながらもそう言ってくれた。
俺は最後にもう一度抱きしめた。
今度は振り払われないようにしっかりと、でもAを守るように優しく。
Aからは優しい柔軟剤の匂いがした。
HS「ねぇA。
ごめんね。」
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じゅな(プロフ) - るるさん» ですよね笑笑 実は繋がってるんです！！（これ言っていいのかな…ネタバレって言うの？笑）これからも頑張って更新するので是非最後までお付き合いください！！ (2019年9月6日 18時) (
レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
るる - 帽子を深くかぶって思い出して泣きたくなりました、、切ない (2019年9月6日 6時) (レス) id: d870b7b7b1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - かえらさん» ありがとうございます！！すごく嬉しいです！！これからも更新頑張りますね (^ ^) (2019年6月7日 7時) (レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
かえら(プロフ) - 更新が楽しみすぎていつも通知確認してますwこれからも頑張ってください！ (2019年6月7日 1時) (レス) id: a69eb8a0b5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ゆいさん» なんで？めちゃいいやつやん、書いてや〜！！あれめっちゃ好きよ笑 あとさほかのも更新頑張ってまじ。楽しみにしとるけん！笑 (2019年6月6日 19時) (レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2019年5月24日 23時
