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SG.side
ウジヒョンに外で食べよ、って提案したもののどこに行けばいいのか決まらなくて困ってたらちょうどお腹が空いていたホシヒョンが美味しいキムチチムの店を紹介してくれて今、ちょうど食べ終わったところ。
SG「あ〜マジで。
マジで美味しかった〜。」
僕がそういうと2人とも笑顔でウンウンって頷いた。
WZ「また今度はみんな連れてこような。」
HS「そうしよう!」
SG「みんな喜ぶよ。」
そんなこと話してたらワッフル屋さんに行くことを思い出した。
いや、というか忘れていたわけじゃないんだけどなんとなく頭の中に浮かんできた。
SG「ヒョン、ワッフル屋さん行きましょうよ!」
僕がそういうと2人は本当に忘れてたみたいであぁ、と言ってから行こうって言ってくれた。
HS「あ、どうせならみんなに差し入れとして持って帰ってあげよう。」
ホシヒョンがそう提案した。
いいね。
みんなあのワッフル好きだし、ちょうどいい。
みんな元気出るだろう、多分。
Aのことをまた思い出しちゃうだろうけど。
SG「賛成です、そうしましょう!」
僕はそう言って笑った。
僕の言ってたワッフル屋さんに着くと周りはなんだか人だかり、だった。
本当に人気店なんだ。
そりゃ女子のAの行きつけになるよ。
そう思いながらその人だかりの横を通り過ぎていく。
人だかりの人はみんなワッフルを片手にスマホで写真を撮っていた。
インスタ、とかツイッターとかに載せるんだろうな。
なんとなくそう思った。
ふと人だかりの中から僕らの大好きな人の匂いがした気がした。
匂い、だなんて気持ち悪いって思われるかもだけど本当に。
本当に大好きだったから。
ぎゅうってして安心する匂いだった。
本当に微かだけど。
もしかしたら、って思って人だかりの中の人を見渡す。
でもそりゃ簡単に見つかるわけなくてすこし立ち止まってみる。
そんな僕を不思議に思ったヒョン達がどうした?って近づいてきた。
SG「匂い、が」
僕がそういうとヒョン達は思った通り気持ち悪いって言ったけどふと立ち止まって僕を見つめた。
HS「嘘、」
SG「わかります?ヒョン。」
HS「通った時微かにだけど。
Aみたいな匂いが。」
ほら。
やっぱりいるかもしれない。
そんな期待感が僕の中で高まっていった。
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じゅな(プロフ) - るるさん» ですよね笑笑 実は繋がってるんです!!(これ言っていいのかな…ネタバレって言うの?笑)これからも頑張って更新するので是非最後までお付き合いください!! (2019年9月6日 18時) (レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
るる - 帽子を深くかぶって思い出して泣きたくなりました、、切ない (2019年9月6日 6時) (レス) id: d870b7b7b1 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - かえらさん» ありがとうございます!!すごく嬉しいです!!これからも更新頑張りますね (^ ^) (2019年6月7日 7時) (レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
かえら(プロフ) - 更新が楽しみすぎていつも通知確認してますwこれからも頑張ってください! (2019年6月7日 1時) (レス) id: a69eb8a0b5 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ゆいさん» なんで?めちゃいいやつやん、書いてや〜!!あれめっちゃ好きよ笑 あとさほかのも更新頑張ってまじ。楽しみにしとるけん!笑 (2019年6月6日 19時) (レス) id: a407d442df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゅな | 作成日時:2019年5月24日 23時