続き ページ47
フル「って、もうこんな時間！
主様…。急いでお着替えしましょう。」
おきがえ…。今のおよう服もきれいだけど…。
Aは外に行く前に着替えていた。
フリルのついた女の子らしい可愛い服。
下は動きやすいように半ズボンを履いており、
足の先には靴下のようなものを作ってもらっていた。
Aにとっては充分過ぎるくらい贅沢な洋服で、今でも違和感があった。
フル「今日は舞踏会ですからね。
素敵なお召し物をたくさん用意しました。」
おめしもの…？
聞き慣れない言葉に不思議そうにしているが、フルーレは服を並べているため気づかない。
『わぁ…きれい…。』
目を輝かせながら言うAにフルーレも安心する。
フル「全部俺の手作りですからね！
どうぞ好きなものを選んでください、主様。」
ム「これが手作りなんですか？すごい！
どれもすごく素敵ですね〜！」
Aのために作ってくれたのだろう。
数は多くないが、それぞれ違ったイメージを持つ服が並んでいた。
嬉しそうにしながら服を眺める主を見ていたフルーレだが、
ふとムーに視線を移し、首輪だけの格好を見るとムッとした顔をした。
厶「な、なんですか…？そんなに僕をジロジロと見て。」
フル「ムーはその格好で舞踏会に出る気かい？」
厶「そ、そうですけど…。」
フル「…ダッサい。」
ストレートに言われた一言にムーはガーンッという
音が聞えそうなほどショックを受けていた。
確かに舞踏会の格好、とは言えないが猫だから良いと思うけれど
フルーレのプライドが許さないのだろう。
デビルズパレスの服は彼が作っているという。
フル「ムーも主様に仕える執事ならもっと品位のある格好をしなくちゃいけないよ。」
厶「ひ、品位…ですか…？」
フル「まだ、少し時間はあるよね…。
急いで作ればなんとかなるか。」
一人で喋ってるかと思うと、フルーレはムーに万歳するように言った。
これから採寸して、服を仕立ててくれるらしい。
ウエストがどうのと小言を言いながら、
必要な部分のサイズを測っていく。
ほんの数分ほどで測り終えると、じっと大人しく待っていたAに話しかけた。
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あおのといろ(プロフ) - ふゆきちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！そろそろ執事達の様子を…と思っています。更新頑張ります！ (5月29日 1時) (
レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 更新待ってましたー！！早く髪のことを知った執事の反応が知りたいですねぇ|´-`)ﾁﾗｯ 次の更新も楽しみにしてます！ (5月24日 10時) (レス) id: 1aeac9f7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - ふゆきちゃんさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて嬉しいです。更新頑張りますね！ (2023年2月6日 9時) (レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 更新ありがとうございます！！夢主ちゃんの髪のこととか、執事がどう思うのか楽しみです！！次の更新も待ってます！！ (2023年2月5日 12時) (レス) id: d037446acf (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - シグレさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると有り難いです。頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします! (2023年2月4日 20時) (レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのといろ | 作成日時：2022年4月21日 22時
