続き ページ12
ム「あの方はボスキ・アリーナスさん。
同じく2階の部屋所属で、設備管理担当。
屋敷の修理やチェックをしているそうです。」
早く話してみたい、という珍しい気持ちを抑えてムーの話を聞くA。
興味津々といった様子で二人の会話を見ていた。
ボ「…ん？どういう状況だ、これは…。」
ア「いや〜、すんません。
向こうの薔薇に水をやろうと思って…。」
…ホースを思い切り引っ張って壊してしまったらしい。
水道は錆びているところもあり、
力を入れて引っ張ったのなら壊れてしまったのも頷ける。
アモンは先程の苛立ちも一変、
眉を下げて謝っている。
ア「まじ、このオンボロ水道どうにかしてほしいっすわ。」
…文句は言うらしい。
ボ「この水道はお前がよく使うんだから…。
お前が直せばいいだろ。」
…設備管理とは？
ア「えぇ〜、そんなこと言われても無理っすよ。
オレ、こういうの苦手っすもん。」
…
『ムー。あの人やしきのしゅーりじゃないの？』ｺｿｺｿ
ム「んー…あ。小さく何か書いてました！
主にインテリアを担当しているそうですよ。」ｺｿｺｿ
なんとなく小声で話し合う。
いんてりあ…？とハテナ顔をしているAに
"お部屋のデザイン…？みたいな…そんな感じです！"と伝える。
ア「ボスキさん設備管理担当でしょ？
直せないんすか？」
ボ「何で俺がそんな面倒なことしないといけねーんだよ。
そんなことより、アモン。
髪がずれて気持ち悪いんだ。
早く結んでくれねーか？この腕だとうまく結べないんだよ。」
ア「またっすか？
そんなに不便ならその長い髪切っちゃったらいいのに。」
ボ「これは俺のこだわりだからな。
そう簡単に切ってたまるかよ…。」
彼の一つに結んだ青い髪は綺麗に靡く。
遠くから見ても丁寧に手入れをしているのがわかるのだから、自分で言うだけはあるだろう。
彼の髪を見て、Aは少し羨ましく感じた。
ア「何のこだわりなんすか、それ…。
世話をする身にもなって欲しいっすけどね…。
はい、じゃあ屈んでくださいっす。」
ボ「あぁ…わりぃな。」
ゴソ…ゴソ…
くすぐったいのかもぞもぞと動いているボスキ。
その行動にアモンが奮闘していると…。
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あおのといろ(プロフ) - ふゆきちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！そろそろ執事達の様子を…と思っています。更新頑張ります！ (5月29日 1時) (
レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 更新待ってましたー！！早く髪のことを知った執事の反応が知りたいですねぇ|´-`)ﾁﾗｯ 次の更新も楽しみにしてます！ (5月24日 10時) (レス) id: 1aeac9f7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - ふゆきちゃんさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて嬉しいです。更新頑張りますね！ (2023年2月6日 9時) (レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆきちゃん - 更新ありがとうございます！！夢主ちゃんの髪のこととか、執事がどう思うのか楽しみです！！次の更新も待ってます！！ (2023年2月5日 12時) (レス) id: d037446acf (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - シグレさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると有り難いです。頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします! (2023年2月4日 20時) (レス) id: 7da82db022 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのといろ | 作成日時：2022年4月21日 22時
