続き ページ40
____カチャ
ソッと扉が開いた。
べ「あら？主様、もう起きていたのですね。
おはようございます。」
ベリアンが入ってきた。
Aを見た時は驚いた顔をしていたが
すぐに笑顔で挨拶をする。
『おはよう…ございます。』
ム「おはようございます、ベリアンさん！」
…驚いたのはベリアンだけではないようだ。
Aも、静かにとはいえ、いきなり入ってきたベリアンに驚いてしまったらしい。
何故か敬語で挨拶をしている。
一方、ムーは特に驚かずに元気良く挨拶をした。
べ「フフッ、敬語じゃなくていいんですよ。
ところで、主様はいつもこんな早く起きるんですか？」
ベリアンはAが早く起きていることが純粋に疑問だったようだ。
元々これくらいに起きるのか、それとも眠れなかったのか…。
心配の気持ちもあるのだろう。
Aの近くに歩いて行き、目線を合わせる。
『いつもこれくらいにおきる…変？』
Aは短いスパンで2回も聞かれたため
自分はおかしいのだろうかと不安に感じていた。
Aは、自分が他の人と"違う"ということに敏感だった。
顔を曇らせるAにベリアンは少し焦りながら言った。
べ「変ではありませんよ。
早起き出来ることは凄いことだと思います。
私は早起きが苦手なので…。」
ム「へぇ〜。ベリアンさんが早起き苦手なんてちょっと意外です。」
べ「フフッそうですか？
今日は珍しく早く起きれただけなんです。」
…そう。ベリアンは早起きが苦手なのだ。
同室の執事に起こされても二度寝してしまう程に。
今日起きれたのはAのことが心配だったからだろう。
本人は気付いていないのかもしれないが、
彼は自分が思っているより、Aを心配していた。
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マリイ - 私はミヤジが好きです (2022年4月4日 22時) (
レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - ユノンさん» お待たせいたしました！お話を追加しました。 (2022年3月13日 22時) (レス) id: 01d716bef2 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 次の話しが気になる (2022年3月12日 13時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - あおのといろさん» 夢主人公とロノの絡みが見てみたいです (2022年3月10日 12時) (レス) @page10 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
あおのといろ(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！すみません、画像の載せ方がわからないので、わかり次第載せさせていただきます; (2022年3月9日 12時) (レス) id: 01d716bef2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのといろ | 作成日時：2022年1月31日 15時
