主役はかわった。2「ＹＯＩ」(オチはヴィクトルかユリオか勇利）

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、




横ではムスッとしてるヴィクトル。





おおよそ、理由はわかってる。




……ムスッとしてくれるだけですめばいいけど









なんて考えていたが








ヴィ「勇利。」




勇「？？」





ヴィ｢他人のモチベーションあげられない人間が
自分のモチベーションをあげられるのかい？



……勇利にはがっかりしたよ」









そう言いながらマッカチンティッシュをもって

行ってしまったヴィクトル。







今の勇利さんは…


南くんに追いつかれそうで


焦ってたのが表に出てしまった



そのせいで……南くんを……避けてしまった。





そして、



自分のことだけに集中することが
大切ではないといったヴィクトル。





今の2人の気持ちはどうなの？？







あ「ヴィクトルが下げた勇利さんの
モチベーションはどうなるんでしょうね」





勇「ほんとだよ〜……








でも……」




あ「？？」






勇「ヴィクトルの言う通りだ。」




あ「そっか…」






あぁ……私が心配することなんてなかったね



この2人は強い何かで結ばれてる。





＿＿＿＿



＿






勇「南くんっ！！！ガンバーーっ！！」



リンク場に響く勇利さんの声。




たくさんの歓声の中でも、





勇利ファンの南くんには、はっきり聞こえたようだ








南くんの…表情が……戻った。



活き活きした、表情に。








あ「勇利さんのそういうところ良いですね」






勇「今のでモチベーション上げれればいいけど…」





あ「大丈夫ですよ……
きっと誰よりの声援よりも嬉しかったはずです。」






と、言いながら2人でしばらく南くんの滑りを見て


ストレッチしに出ていった。









……ヴィクトルも満足そうでよかった





＿＿＿＿



＿





((ﾊﾟｼﾝｯ





南「ひゃい！！！」




ストレッチを終えて

リンク場に戻ってくれば一発目で


南くんの背中を優しく叩いた勇利さん。




本人は驚く南くんをおいていってしまった。








あ「…勇利さんからの愛ってことにしといて」




南「嬉しかぁあ！！！！」





勇利さん大好きだなこの子。




＿＿＿＿



＿







ヴィ「やっぱりいいね、この衣装っ
勇利が一番美しく見える」




あ「ほんとにね…」




Erosとはまた違うなにかが溢れてますよ勇利さん



と思いながら勇利さんを見ていると





ヴィ「あ、二人共。唇荒れてる。」




そう言いながら私たち2人の唇にクリームを塗った。

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