主役はかわった。「ＹＯＩ」(オチはヴィクトルかユリオか勇利）

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、







2人のスケートを見て、私の中で何かが変わった。







色んな感情があって、詳しくは言えないけどさ…







ひとつ言えるのは、









＿＿＿＿また、滑りたい





ただ。それだけ。








ユーリと勇利さんみたいに、





あんな本気になれるスケートを




観客を虜にするスケートを









また、やってみたいって





興味がでた。





それに、







ヴィクトルと勇利とユーリの気持ちにも…









＿＿＿＿答えたい＿＿









もう1度だけ、私に勇気を。









((ﾌﾞﾌﾞｯﾌﾞﾌﾞｯ









あ「…！！！………？？」







当然、ケータイがなった。









、









諸『それにしても勝生くん！！リンクに立てば
一気に印象かわったね！！』





ヴィ「勇利のErosはA直伝だからね〜」




勇「すごく、教えてもらったよ」









あ「……」









さっきの不安そうな表情なしの勇利さん。






諸岡アナのインタビューが

勇利さんにとびかうのを見ながら、









ポケットからケータイを出してみれば……






あ「ん……？」









LINEがきていた。









そして＿＿＿＿









あ「……ユーリ…？」






珍しくユーリからのメッセージだ。









後でお礼言わなきゃという気持ちと




少し不思議に思いながらも




トークをタップし、内容を見るとそこには、









【見ろバーカ。】





と、短い文に、その下には動画が送られてた。









あ「……ユーリらしい文だなぁ」








そういい、動画をタップした。









すると＿＿









、









、









、









ミ【…結勝A……



今度のGPFでもう1度。……戦いましょう】








あ「……」








スマホにうつるのは

楽しさ混じりに、
これからに期待を膨らませてる表情のミラ。







諸岡アナの声がどれだけ響いていようが




はっきりと聞いた。









あ「…………」









、









、









、









、








ミ「あ、Aいた！！

本当に勇利にEros教えてくれてありが…



って！！



A！！！？」







あ「っ……」








ミナコ先生の声が後ろから聞こえたが、



振り切ってしまった。








あとで謝ろう。






だけど今は






必ず伝えなきゃいけないことがある。

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