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、
ヴィ「Aはもう滑らないの?」
あ「……」
思わず、目をそらした。
あ「前みたいには…もう滑れなる自信がない
「勝ちたい」なんて目的も、
観客を審査員を、驚かせたいなんていう気持ちも
イマジネーションも…浮かばない
今の私には…なんにもないの
、
スケーターとして死んでる同然だよ、」
抜け殻だよ、まるで。
空っぽの私。空っぽの人生。
いつからこんなことになっちゃった?
一年前のあの日?
スケートを続けてればよかった???
16歳で世界ランク3位。
……本当なら、私…
、
今頃1位にでもなってたのかな…
あ「…」
……あぁ、ホント嫌だ。
なに自分が1位になった時のこと想像してんのよ
馬鹿みたい。恥ずかしい
1位になるわけがない。
ミラという才能の塊に追いつかれそうで
焦る毎日で、
マスコミや観客からの
プレッシャーにも……耐えられない毎日。
……続けてても続けてなくても…結果は同じ。
…私のスケート人生は潰れていく一方
ミ「A……」
あ「…はい。この話はもうおしまい。」
部屋の思い空気に耐えられなくてそう言った。
そして、
なんとかこの部屋から出たくて
あ「寛子さんの手伝いしてくるねっ」
と逃げるように台所に向かおうとしたけど_
((パシッ…と、
手首を掴まれてそれはできなくなった。
あ「…どうかした?」
なんて聞いてみても黙ってるヴィクトル
すると
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ヴィ「……俺は…信じてるから。」
あ「……」
そう、いった。
ヴィ「Aが復帰するって。
何年たとうが、ずっと待ってるから」
あ「っ…」
その真っ直ぐで、
すぐ信用しちゃうその目が大っ嫌い
あ「…ヴィクトル
約束ごと破られるの嫌いでしょ?」
ヴィ「うん、大っ嫌い。」
あ「なら、その約束は…」
『守れない』と言おうとした瞬間、
ヴィ「だから、破らないでね」
私の手首を掴んでたヴィクトルの手は、
私の手を握った
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語彙力無し娘 - やぶぁい…好き……… (2022年5月16日 22時) (レス) @page22 id: d1d65c3d5c (このIDを非表示/違反報告)
英くん(プロフ) - 初めまして!ユキナさんの作品どれも本当に素晴らしいです!!私好みでどれを見ても飽きません笑 これからも頑張ってください!!応援してます!!!! (2017年4月16日 3時) (レス) id: 3342a27007 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - Wings of piano、Deemoの曲ですね!!曲もすごくキレイですが、ゲームの方もオススメですよ! (2017年2月3日 1時) (レス) id: 0c86afb2a4 (このIDを非表示/違反報告)
ユキナ(プロフ) - 西島いりこさん» よくスケートに詳しい方なのでそうかな?と思ってました!いえいえ全く大丈夫ですよ!!これからもヴィクトルたちを基準とした採点でいきますけど、少しでも見ててくれたら嬉しいです!!西島いりこさんみたいな意見も大切なので謝らないでください! (2017年2月2日 16時) (レス) id: b354a9d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
西島いりこ(プロフ) - ゆきなさん先日はあのようなコメントすみません私は現役でフィギュアスケーターなので採点法が少しでも違うとイライラする体質と言うかなんと言うか本当に今回は申し訳ありませんでした (2017年2月1日 22時) (レス) id: 847b600fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2017年1月9日 23時