主役はかわった。「ＹＯＩ」(オチはヴィクトルかユリオか勇利）

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、


＿＿＿＿＿


＿＿







勇「ぇぇええええぇ！！！？」





あ「！！？」








次の日、近いうちに




ゆーとぴあ かつき に


ミナコ先生に続いて今度は勇利さんの声が響いた。









危ない危ない。




……思わずお茶碗落とすところだった…






あ「………」








じゃなくて





てか、え？？




今の時間は夜の9時５分ですが？



夜ですよ？






…なんかなきゃ、こんな大声ださないよね






なにが…あったんだろ









そんなこと思っていると









数10秒後。






勢いよく、

廊下を走るような音が聞こえてきて＿＿＿









勇「Aっ！！！！」





と勢いよく台所に駆け込んできた勇利さん。









あ「…ど、どうかしました…？？」









流石の私も突然のこと過ぎて


お茶碗片手に体が固まってしまった。







しかしそんなことお構い無しに


勇利さんが見せてきたのはスマホ。








あ「…？？？」






状況がよく掴めなくて勇利さんの顔を見つめる。






すると





勇「僕じゃなくて、スマホを見てッ！！！」





すごく急いできたのであろう。


息切れしている勇利さん









あ「あ、はい…」








とりあいず言われた通り



視線を勇利さんからスマホへかえれば








そこには……









、









、









、









、









、









あ「……勝生勇利…結勝A…


ヴィクトルFC滑ってみた


離れずにそばにいて…









、









、









………………なんですかこれ」






そこには紛れもなく、







＿＿＿＿

【勝生勇利】【結勝A】

ヴィクトルFC滑ってみた【離れずにそばにいて】
＿＿＿＿






と、ご丁寧に画面半分半分で




私と勇利さん、昨日滑っていた姿が



写っていた。









……あれ、しかも……これ…










あ「…動画…ですね」









勇「えっと…西郡の子供たちが
昨日の滑ってたところを撮ってたらしくて、

それをアップして


結構拡散してるって今西郡から聞いて



今Aに伝えたってとこ…かな」







あ「そうですか…」








と、いいながら、なんとなく




もう1度スマホに映る自分を見る。







あ「……」









あぁ＿









、









、









、









、









私……こんな顔しながら滑ってるんだ…

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