【呪術廻戦】ハイスペックと最強 (渋谷事変編)

期待してるよ、皆 ページ17

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｢どちらも最愛の人の魂を抑留する縛りで
成り立っていたに過ぎない…
残念だけど、乙骨憂太は君にはなれないよ」




憂太か……少し前に海外に行って会ってきてよかった。

僕が戦闘不能になっても彼がAを助けてくれるはずだ

…寂しがり屋なんだ、Aは…
きっと僕を助けようと無理をする。

……頼んだよ、憂太。




「なれるとしたら鎖雀Aぐらいさ。
あの右目はどうにかしないといけないからね…
この後彼女の所にも行ってくるよ」



「…」



「おやすみ 五条悟。新しい世界でまた会おう」



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「…物理的時間は流れてないっぽいね」


獄門疆の中は呪いで満ち溢れてる。




あー……100年？1000年だっけ？A不足で参っちゃうね

こんな事になるなら昨日無理にでも抱いとくんだった。
下戸な僕が悪いんだけどさ


今の状況を知られたら…Aに怒られそう

偽物だけど…傑に会って油断したなんて。


でもアイツこの後Aを封印するって言ってたな…
Aは僕以上に傑を思ってるから…不安だよ
足元すくわれちゃダメだよ。




「まずったよなぁ、色々とヤバいよなぁ」



これからの事を少し頭で考えたが…


「…ま、なんとかなるさ」



頼りになる仲間は沢山いる。


焦ることは無い





「期待してるよ、皆」


僕も疲れたし、休憩だ。



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＿＿＿＿

Aside









『改造され建物内に待機していた人間が今になって非術師を襲い始めました。

各班、待機はやめて突入して下さい』


そう言い、通話終了を押す。




『……』



悟くんのことが頭から離れない。
それでも私にはやるべき事がある。

皆を守ってと彼に任されたの…ちゃんと全うするわ


『…』


監督補助の人達にも各班にも指示は出した。
後は私も現場に行って''帳''を降ろしてる敵を撃破して
と一般人の保護を行う














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『七海』


1番近くにいた七海達の班の元へとりあえず向かった。



「上の指示はどうなってるんですか。
対応が後手に回りすぎです」



声のトーンからしてだいぶ呆れてるわね



『私もそう思っているわ』


……あの老いぼれ達ですもの



「Aさん〜！！久しぶりです！！」

『猪野くん。久しぶりね』


相変わらず元気そうでなにより。



「五条先生は…」


『…大丈夫よ？恵くん。ちゃんと帰ってくるわ』



……約束したんだもの、帰ってくるわ





『…』




……絶対に

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