【呪術廻戦】我慢を繰り返した先には

。終止符を打って21日目 。 ページ21

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「ははっ、諦めよう五条。止めても無駄だ」


そういい硝子は僕を見た。


「七海達には私から説明しておこう。上から資料保管庫へ向かうよう要請されても行かないように

それと、今の状況もね。」



「通用するの？それ」



みんなAの記憶なんてないのに……

てか最初聞き回った時 とうとう頭がイカれたのか？っていう目で見られたんだよ僕。








「お前がここまで抜け殻のようになってたんだ。
もう誰も嘘だなんて思わないだろう」


確信でもあるのか、そう言われた。





そして












「そうと決まれば、行くわよ！先生！！！」


野薔薇が勢いよく椅子から立った。



「え！？もっと作戦会議とかないの！？
そんな突っ込んで大丈夫なの！？ 決行は夜でいいの！？」


「何ビビってんのよ虎杖！！！！」

「ビビってねーし！！！！！」


「俺たちのやることは決まってる。



それに、早い方がAさんにとってもいいだろ。
時間帯も……夜遅くの方が俺たちの存在もバレにくい」


悠仁と恵も椅子から立った。




3人から向けられる視線。




「……ありがとね」


と僕も椅子から立った。








「……でも約束して、絶対に無理はしないって」




3人の目を見て言えば


「帰ってきたら どんな報酬貰おうかしら〜！！！」

目を輝かせる野薔薇。


「お前高級マンションとか言うなよ！」

「違うわ！ブランド品一式よ！そういうアンタなんなのよ！」

「俺はビフテキが食いたい。」



「がめついなお前ら」

「伏黒はなによ！！」


「……」


目の前には既に報酬の話になってる悠仁たち。

緊張感がないっていうか……

てか僕いつ報酬があるなんて言った？なんて思ったけど

これぐらい安いもんだ。




「何でもいいよ。決めといてもらって構わない」


僕が破産しない限りで頼むよみんな。

と自身の財産がいくらぐらいあったか考えた



そのとき










、













「やっぱり、マンションもブランド品一式もいらないわ」


「え？」


あんだけ言ってたのに……


なんて思っていると
















「報酬は…Aさんが消した私達の記憶にするわ」


「……」



呪いを解けるのはAだけだ。


つまり……絶対に助けろ。

その意味が込められてることにすぐ気づいた。




「任せてよ。」



そう言い、目隠しを外した。















、



















＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿長い夜が始まる合図だった。

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