。繰り返して15回目 。 ページ17
五条side
上や五条家の奴らにそろそろ身を固めろってうるさく言われた。
五条家の跡取りが欲しかったんだろう。馬鹿らしい。
別に誰でもよかったし、こんな職業柄だとまともに家に帰らない
でもどっかの呪術師の家から嫁がせるってなると五条家との繋がり欲しさにみんな嫁がせようとするだろう。
無下限呪術も欲しがるだろうし、
きっと子供を作れとうるさくなる。
だからといって一般家庭の女ではダメ。
呪術師という仕事をしているからそれを理解出来る人でないと
……そこでたどり着いたのがAだった
Aは呪術を使えない。
そしてなにより呪術師の家柄出身ではないのだ
母親の詳細が無いため確証はないけどね
それでもAは僕の婚約者に打って付けだった。
身を固めろしか言ってこなかった上と五条家の連中も流石に呪術を使えない女と婚約するなんて思わなかったらしく
報告した時は血相変えて色々言ってきたけどそれも面白かった
全部思いどうりになんてなるとおもうなよ〜
野暮な年寄り共め
「……すーっ…スーッ…」
目の前には規則正しい寝息をたて眠るA。
お風呂から出てソファに座ってたんだけど…
ちょっと明日の任務について伊地知と電話してたら
寝ちゃったみたいだね
「風邪引いても知らないよ〜」
まあそのうち起きるっしょ。
なんて思いながら寝室に行こうとした。
そういえば同棲なんていったけど寝室どうしよっかなー
あーでも、ソファで寝るので大丈夫ですって言ってたし…
いっか。
悪いけど僕はこの子に対して情はないからね〜
、
「…くしゅんっ……」
「……」
気づけばAを横抱きにしてベッドまで運んでいた。
相変わらず軽いなぁ。ちゃんと食べてるのかな〜
にしても料理美味しかったな
'
「…ん?」
ベッドに下ろし布団をかければAの首元に光るものが見えた。
そっ、と触れてみれば月明かりに照らされたのは
鍵のペンダントだった。
「……」
ベッドサイドテーブルに置いてある黒い箱を空ければ
似たような鍵のペンダント。
覚えはないが、幼少期からずっと持ってる物だ
Aの言ってた通り…僕達昔会ってたのかな
、
いや、ただ似てるだけかもしれない
Aだって女の子だ。
アクセサリーの一つや二つ身につけてたっておかしくないし
鍵の類のものは沢山ある。
、
「僕も寝よっと……」
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アキ(プロフ) - 黒姫ユキナさんの作品どれも泣いてしまう作品ばかりでほんとに読んでて切ない、😭💕 (2022年10月28日 20時) (レス) @page21 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ドキドキとハラハラが止まりません…‼︎更新いつも楽しみにしています! (2022年10月27日 20時) (レス) @page44 id: ab187a6c5b (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 応援してます! (2022年10月27日 19時) (レス) id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
ラグすぎるって - 夢主ちゃんが幸せになりますように! とても素敵作品で続きがとても気になってハラハラドキドキしてます! 更新頑張ってください!! (2022年10月27日 19時) (レス) @page44 id: 62ead42611 (このIDを非表示/違反報告)
︎︎ラムネ - 毎日読ませて頂いてます 🙏🏻 とても素敵な作品ありがとうございます 。 (2022年10月27日 6時) (レス) @page37 id: a6303a4f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年10月21日 20時